(貴金属市場)
9日の金標準は、急反落。金標準の4月限は前週末比171円安の1万5509円。
先週末の夜間立会の金標準は、為替の円安基調を背景に1万5730円まで上昇したが、その後はNY金の軟調地合いによって1万5518円まで崩れた。週末のNY金の8月限は、米国の長期金利の上昇を背景に3328.8ドルまで続落した。
週明けの日中立会は、NY金が3313ドル台まで売り込まれ、金標準は1万5416円まで下げ幅を拡大した。しかし、その後はNY金が3340ドル台まで出直りの動きになると、金標準は1万5514円まで下値を切り上げた。
日中のNY金は、3313.1ドルまで下値を切り下げた後、3341.4ドルまで戻している。ただ、先週末の圧迫要因となった米長期金利は高止まりしているので、まだNY金の下振れが警戒される。金標準はも日中立会の安値から出直りの動きとなっているが、まだNY金の不安定な動きによって下値を切り下げる動きに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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