(NY金・NY白金)
3日のNY金は、反落。NY金の期近8月限は前日比20.1ドル安の3377.1ドル、NY白金の期近7月限は同7.7ドル高の1070.9、NY銀の期近7月限は同6.1セント安の3463.3セント。
昨日のNY金は、利益確定の売りによって反落した。NY金の8月限は、週明けからの強調地合いを維持して序盤に3417.8ドルまで上昇した。先週末に米国と中国の貿易摩擦の激化懸念が再燃して、週明けからNY金は安全資産として買い進まれる動きとなっていた。しかし、高値をつけてからのNY金は、節目となる3400ドルまで上昇したことに対する達成感によって、上げ一服の展開となった。その後、為替のドル高・ユーロ安基調をきっかけにNY金は利益確定の売りが台頭して、米国取引時間帯に3357.2ドルまで崩れた。下落局面では、米利下げ後退観測がNY金の売り圧力を強めた。この日発表された4月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人数が前月比19万1000件増の739万1000件となり、市場予想の710万件を上回った。この労働市場の底堅さを示す内容となったJOLTSの結果を受けて、市場では米利下げ後退観測が高まった。ただ、引けにかけては米中の貿易摩擦の激化懸念とウクライナ情勢の先行き不透明な状況から、NY金は3370ドル台まで下げ幅を縮小した。
一方、NY白金は週明けからの上昇基調を継続して続伸した。NY白金の7月限は、為替のドル高・ユーロ安基調によって米国取引時間帯に1049.2ドルまで下落した。しかし、その後はNYパラジウムの強調地合いに反応して、NY白金は1076.2ドルまで続伸した。
NY金8月限日足
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
NY白金7月限日足

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(WTI原油)
3日のWTI原油は、続伸。WTI原油の期近7月限は前日比0.89ドル高の63.41ドル、北海ブレント原油の期近8月限は同1.00ドル高の65.63ドル、RBOBガソリンの期近6月限は、同2.63セント高の207.88セント、NYヒーティングオイルの期近6月限は、同5.54セント高の209.99セント。
昨日のWTI原油は、地政学的リスクを背景に続伸した。WTI原油の7月限は、為替のドル高基調によって欧州取引時間帯に62.40ドルまで下落した。しかし、その後はウクライナ情勢とイランの核問題の先行き不透明な状況による地政学リスクを警戒した動きによって、WTI原油は63.89ドルまで続伸した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、先週末に同国保安局(SBU)主導でロシア各地の空軍基地にドローン攻撃を行ったと認めた。この日もSBUは、ロシアが併合したクリミア半島とロシアを結ぶクリミア橋の基礎部分を爆破するなど、両国の戦闘が続いてる。また、2日に行われた両国の今年2回目となる直接協議は、停戦に関して具体的な進展はなかった。一方、米国とイランの核協議では、米国がイランに低レベルのウラン濃縮活動を限定的に容認する案を示した。米国側は、前回までイランによるウラン濃縮活動の完全停止を求めてきたが、イラン側は強硬に反発していた。今回の米国側の譲歩に対しイラン側が応じるか不透明な状況となっている。ただ、高値をつけてからのWTI原油は、上げ一服の展開から、引けにかけて63.40ドル前後の水準まで上げ幅を縮小した。
WTI原油期近7月限日足

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(CBOTコーン)
3日のシカゴコーンは、小幅反発。シカゴコーンの中心限月7月限は、前日比0.25セント高の438.50セント。
昨日のシカゴコーンは、安値拾いの買いによって反発した。シカゴコーンの7月限は、序盤から売りが先行して434.25セントまで直近の安値を更新した。2日の引け後に発表された米国産トウモロコシの作付け進捗率は、93%となり5年平均と一致したが、前年の90%を上回った。作柄報告では、「優」と「良」の合計が69%となり、市場予想と一致した。この順調な作付けと作柄状況が、シカゴコーンの圧迫要因となった。しかし、安値をつけてからは、原油価格の上昇と連日の下落に対する安値拾いの買いによって、シカゴコーンは出直りの動きから442.50セントまで上昇した。ただ、その後は売り買い交錯する動きとなり、引けにかけては438セント台まで上値を切り下げた。
シカゴコーン期近7月限日足
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