(貴金属市場)
22日の金標準は、続伸。金標準の4月限は前日比34円高の1万5454円。
夜間立会の金標準4月限は、序盤にNY金の強調地合いに反応して1万5457円まで続伸した。しかし、1万5416円まで上昇してからの金標準は、NY金の下振れと為替の円高方向の動きによって、1万5316円まで下落した。ただ、その後はNY金が安値から出直りの動きになると、金標準は1万5400円台まで下げ幅を縮小した。昨日のNY金の6月限は、引き続き為替のドル安・ユーロ高基調と安全資産の買いによって3327.2ドルまで続伸した。
日中立会は、為替が円高方向に進む中、金標準はNY金の強調地合いに引っ張られ1万5509円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後はNY金が上げ一服の展開になると、金標準は1万5435円まで上値を切り下げた。ただ、日中立会の引けにかけては、金標準は1万5450円台まで買い直された。
日中のNY金は、引き続き、為替のドル安・ユーロ高基調や安全資産の買いによって3346.6ドルまで続伸した後、3330ドル前後の水準まで上げ幅を縮小している。連日の上昇に対する反動からNY金は下振れが警戒されるが、下押し局面では買い拾われる動きが続くとみたい。金標準は1万5509円まで上昇した後、上げ幅を縮小している。ただ、NY金は強調地合いが継続しているので、金標準も下押し局面では買い拾われる動きが予想される。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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