(貴金属市場)
25日の金標準は、続伸。金標準の2月限は前日比16円高の1万5328円、新甫4月限は、1万5363円。
夜間立会の金標準2月限は、NY金の軟調地合いによって1万5238円まで下落したが、その後はNY金の出直りの動きから1万5438円まで続伸した。NY金の6月限は、3316ドル台まで上値を切り下げた後、為替のドル安・ユーロ高基調を背景に3361ドル台まで上昇した。
日中立会は、NY金の強調地合いに反応して金標準は1万5545円まで上げ幅を拡大した。しかし、その後はNY金の下振れによって金標準は1万5267円まで急落した。ただ、日中立会の引けにかけては1万5320円台まで買い直された。
日中のNY金は、3383.9ドルまで上昇した後、為替のドル高・ユーロ安基調をきっかけに3296ドル台まで下落している。日中時間帯に中国政府が、米国からの一部輸入製品に対し関税の適用除外を検討すると報じられ、為替がドル高・ユーロ安基調に進んだ。ただ、具体的な内容までは報道されていないことから、為替のドル高・ユーロ安基調の動きは一時的となっている。今晩は、週末要因による持ち高調整や利益確定の売りが出やすい状況となっていることから、NY金の値崩れが警戒される。金標準は、NY金の軟調地合いによって一時1万5260円台まで急反落している。夜間立会では、NY金の値崩れが警戒されることから、金標準の一段の下振れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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