（貴金属市場）
１７日の金標準は、大幅続伸。金標準の中心限月２月限は前日比２０４円高の１万５３４１円。
夜間立会の金標準２月限は、序盤からＮＹ金の急騰によって買いが先行して、４月１日の高値１万５２５３円を上抜けして１万５３３９円まで最高値を更新した。ＮＹ金の６月限は、米国と中国の貿易戦争の激化懸念から、安全資産として金に買いが集まり３３５８．４ドルまで最高値を更新した。
日中立会は、ＮＹ金の強調地合いと為替の円安方向の動きによって金標準は１万５４５１円まで最高値を更新した。しかし、その後はＮＹ金が下振れすると、金標準は１万５３１２円まで上げ幅を縮小した。１万５３１２円まで下押ししてからの金標準は、ＮＹ金の軟調地合いと為替の円安方向の動きによって、１万５３１０円台から１万５４００円台までのレンジで推移した。
日中のＮＹ金は、序盤に３３７１．８ドルまで最高値を更新した後、上値を切り下げている。明日は、グッドフライデーの祝日によって、ＮＹ 金は時間外の電子取引を含め完全休場となっている。よって、明日からの連休を控え、今夜のＮＹ金は利益確定や持ち高調整の下振れが警戒される。金標準も最高値を更新してから、上げ一服となっている。夜間立会では、ＮＹ金が持ち高調整による下振れが警戒されることから、金標準も突然の値崩れに注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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