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【貴金属市場】21日の金標準は、7営業日ぶりの反落

2025.03.21

(貴金属市場)
21日の金標準は、7営業日ぶりに反落。金標準の中心限月2月限は前日比58円安の1万4672円。
19日から20日にかけての夜間立会の金標準2月限は、序盤に1万4632円まで下落した後、1万4728円まで戻した。しかし、その後は再び軟調地合いとなり、金標準は1万4650円前後の水準まで売り直された。祝日取引となった、20日の日中立会の金標準は1万4610円台まで上値を切り下げた。そして、20日から21日の夜間立会では、序盤に1万4542円まで売り込まれた後、NY金の強調地合いに反応して、1万4650円台まで下げ幅を縮小した。
昨日のNY金は3065.2ドルまで最高値を更新した後、3032.8ドルまで下落した。しかし、NY金の下振れは一時的な動きとなり、その後は安全資産の買いによって、NY金は3053ドル前後の水準まで上昇した。
本日の日中立会は、序盤にNY金の上昇と為替の円安方向の動きによって、金標準は1万4683円まで下げ幅を縮小した。しかし、その後はNY金が3040ドル割れまで崩れると、金標準は1万4614円まで下落した。ただ、金標準の1万4610円台までの下振れは一時的な動きとなり、為替の円安基調が一段と強まったことをきっかけに、金標準は1万4672円まで戻した。
NY金の4月限は、為替のドル高・ユーロ安基調が圧迫要因となり一時3028.9ドルまで下落している。前日に3065.2ドルの最高値を更新してからNY金は上値を切り下げている。また、前日から為替がドル高・ユーロ安基調に進んでいるので、NY金は利益確定の売りが出やすく目先の調整安が警戒される。金標準も19日に1万4736円まで最高値を更新してから崩れる動きとなっており、一時的な下押しが予想される。

金標準の日足チャート

※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。

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