(貴金属市場)
17日の金標準は、反発。金標準の中心限月12月限は前日比42円高の1万3641円。
夜間立会の金標準12月限は、NY金の強調地合いに反応して1万3710円まで上昇した。しかし、その後は為替の円高基調によって上値を抑えられると、金標準は1万3630円前後の水準まで上げ幅を縮小した。NY金の2月限は、米国の追加利下げ期待の高まりによって2757.9ドルまで続伸した後、2745ドル前後まで上値を切り下げた。
日中立会は、序盤に為替の円高基調が強まると金標準は1万3590円まで下落した。しかし、金標準のマイナス圏での動きは一時的となり、その後は為替が円安方向に戻り金標準は1万3644円まで買い直された。
日中のNY金は、連日の大幅上昇に対する買われ過ぎや週末を控えた持ち高調整の動きから2740.3ドルまで上値を切り下げている。ただ、米国の追加利下げ期待が高まっていることから、NY金の堅調地合いは続くと見たい。金標準は、為替の円高基調によって上値を抑えられる動きが続いている。まだ、米ドル/円相場は不安定な動きが続いていることから、金標準は乱高下に注意したい。
金標準の日足チャート
※チャート画像は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイドのWin-Station(R)によるものです。当該画像の著作権は、同社に帰属します。
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