
皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。
為替相場(ドル円)は164円台近くまで円安が進み、為替介入への警戒感が強まっています。今回は、過去に為替介入が実施された日について考えてみたいと思います。
前回の記事「2022年と2024年に実施された為替介入のデータをおさらい」でもお伝えしたとおり、直近で為替介入が実施されたのは2022年と2024年でした。
その際の実施日と介入規模は次のとおりです。
<2022年 介入実績>
9月22日(木):約2.8兆円
10月21日(金):約5.6兆円
10月24日(月):約7,300億円
<2024年 介入実績>
4月29日(月)・5月2日(木):約9.8兆円
7月11日(木)・7月12日(金):約5.5兆円
これらの介入実施日と、日銀の金融政策決定会合および米国のFOMC結果公表日を組み合わせたものが、次の表です。
会合日程と為替介入の実施日
1.2022年 会合日程と為替介入実施日
| 開催月 | 日銀(日本) | FOMC(米国) | 為替介入実施日 |
| 9月 | 9/21 – 9/22 | 9/21 – 9/22 (日本時間) |
9月22日 |
| 10月 | 10/27 – 10/28 | 10月21日・24日 | |
| 11月 | 11/1 – 11/2 |
2.2024年 会合日程と為替介入実施日
| 開催月 | 日銀(日本) | FOMC(米国) | 為替介入実施日 |
| 4月 | 4/25 – 4/26 | 5/1 – 5/2 (日本時間) |
4月29日・5月2日 |
| 7月 | 7/30 – 7/31 | 7/31 – 8/1 (日本時間) |
7月11日・12日 |
2022年9月22日の為替介入は、FOMCの結果公表と日銀金融政策決定会合が重なった日に実施されました。また、2024年に実施された為替介入は、ゴールデンウィーク中など、市場参加者が比較的少ないタイミングで行われました。
為替介入は事前に公表されることはありませんが、日本が介入を実施する際には、米国財務省との事前調整が不可欠とされています。そのため、FOMCの開催前や開催期間中は調整が難しく、介入を実施するタイミングとしては適していない可能性があります。
そう考えると、介入を行うのであれば、FOMC終了後の方が実施しやすい環境になるとの見方もできます。
ちなみに、2026年7月の会合は、FOMCが7月30日(日本時間)、日銀の金融政策決定会合が7月31日に予定されています。
2022年9月の為替介入と同じような流れになるのか。それとも、市場の予想を覆すサプライズがあるのか。
今後の為替相場の動向や、政府・日銀の対応にも注目していきたいですね。
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