
皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。
2026年6月16日、金融政策決定会合が実施され、「無担保コールレート(オーバーナイト物)を1.0%程度で推移するよう促す」との発表がありました。
今回、0.25%ポイント引き上げられたわけですが、引き上げはある程度予想されていましたので、米ドル円の為替レートなどは、落ち着いた展開となりました。
ちなみに「無担保コールレート(オーバーナイト物)」というのは、金融機関同士が資金の貸し借りをおこなう市場で、無担保で借りて翌日返済するという取引です。
例えば、1億円を1.0%で借りて翌日返済するのであれば、「借入金額×金利×(日数÷365日)」で計算すると、2,740円が利息です。
10億円借りたら27,400円、100億円借りたら274,000円が利息ですので、1.0%だったとしても、過去の金利水準と比較すると依然として低い水準といえます。
政策金利が1%程度まで引き上げられたのは約31年ぶりのことですが、31年前のこと覚えていますか?
その頃私は学生でした。
無担保コールレートの年率(%)の推移は次のとおりです。
無担保コールレート・O/N 月末/金利

出典:日本銀行 作成:フジトミ証券
グラフを確認すると、1995年より以前は、バブル景気だったこともあり、今回決まった1%程度とは比べ物にならないほど金利が高かったことが分かりますね。また、この30年間でみると、サブプライムローン問題からリーマンショックへとつながった2006年から2008年頃を除き、ほとんどの期間が0(ゼロ)%程度で推移していました。
今回決まった「1.0%程度」というのは、これまでとは局面が変わったと判断できると思います。
この先、住宅ローンや預金金利など、市中金利にも影響が広がる可能性があります。
「金利のある世界」が戻りつつある今、家計や資産運用への影響にも目を向けておきたいですね。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。
・日本銀行
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