皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
昨晩、米ドル円相場は1ドル=99.53円まで円高が進みました。
ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
今月初め8月3日から約3週間、100円台後半から101円台前半にかけて攻防戦となりましたが今回は売り方が押し切る展開となりました。
仕事上、毎日相場は見ていますが、チャート戦略はスポーツにおける戦略とよく似ているといつも思います。
例えばラグビー。
ボールを持った選手が敵ゴールラインを越えた位置で、トライ(ボールを抱え、地面にボールを押さえる)すると得点になります。
選手、監督はどうやってトライを決めるか、又どうやって敵の攻撃を防ぐか考えながらゲームを組み立てていくはずです。
外部のサイトですが、解りやすいページがありましたので参考にしてください。
エミネムさん動画の補足の補足(攻防の基本的な部分) -外部リンク
http://ch.nicovideo.jp/enjoy-rugby/blomaga/ar883776
ボールを持った選手が自陣に入ってこないようにディフェンスしながら守る訳ですが、これと同じことが相場の世界でも起きています。
ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
今回の米ドル円相場で言えば、101円を挟んだ位置で売り方の攻撃を買い方の守りが抵抗して守っていました。
2週間に渡って守っていた101円を挟んだラインですが、昨晩破られ100円をも下回る水準まで押しこまれる展開となりました。
今回押し込まれたのは8月16日12時以降でしたので、ちょうど日本はお盆最終日でした。お盆休みで国内の参加者数が減少したことによって買い方のディフェンスラインは薄くなり、そこを海外勢中心の売り勢力に押し切られたとも考えられます。
ニューヨーク時間には100円台まで値を戻していますが、今後はこの100円を挟んだ攻防戦はどちらが押し切るのか、大変気になる価格帯です。
ドル円(くりっく365)-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
日足レベルで見れば2月からの下降トレンドは継続中ですが、現在の価格は何度も攻防戦を行った上で付けている結果です。トレンドが逆転するためには売り方の勢力が弱まり買い方が押し進める状況に変化しなければなりません。
今後どちらに推移するにしても100円という『節目』な価格なので中長期で見ても重要な値段だと言えます。
お盆明け相場。今日はどちらに軍配が上がるでしょうか。
それでは、本日も素敵な一日になりますように。
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。