
皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。
先日、3月の消費者物価指数(CPI)が発表され、イラン戦争によるエネルギー供給問題を背景に、物価が上昇していることが確認されました。発表された数値は次のとおりです。
消費者物価指数(前月比) +0.9%
消費者物価指数(前年比) +3.3%
2月の数値は前月比+0.3%、前年比+2.4%でしたので、大きく跳ね上がりました。物価変動をグラフで確認すると、その異常さがよく分かります。
消費者物価指数(前月比)

物価変動が落ち着いた2020年7月以降は低い水準で推移していましたが、3月の数値はこれまでと比べものにならないほど伸びています。
消費者物価指数(前年比)

前年比は単月で見ると大きな変化が起きているようには見えませんが、現在の上昇が今後も続くのであれば、2021年以降に見られた物価上昇が再来する可能性が高まっています。
3月の変動を品目別に掘り下げてみると、燃料油が前月比で11.1%上昇している一方、それ以外の品目には大きな変化は見られませんでした。
現在の状況を整理すると、3月に価格が大きく上昇したのは燃料油など直接影響を受ける品目に限られており、ナフサなどを原材料とする一般消費財への影響は、3月のデータでは確認できていません。
エネルギー価格と供給が元の水準に戻るためには、戦争が一日でも早く終結する必要があります。そうならなければ、生産コストや輸送コストの上昇を招き、利下げどころではない状況になりかねません。
平和こそが最大の経済対策なのだと思います。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。
・米労働省
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