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雇用統計:100万人はどこにいったのか???

2026.02.12


皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。

日本時間2月11日22時30分、米雇用統計の発表がありました。
今回発表されたのは、1月のデータですが、毎年2月の発表時には、過去に発表したデータの修正が実施されます。

今回、どのようなデータ修正が実施されたのか確認してみたいと思います。

まずは、2025年の非農業部門雇用者数です。

非農業部門雇用者数(2025年)

出典:米労働省

青色グラフが前回発表時、オレンジ色のグラフが2026年2月に発表されたデータです。
見比べてみると、ほぼオレンジ色のグラフの方が値が低くなっています。
1年間をまとめると、前回の合計が58.4万人の増加だったものが、18.1万人の増加へと減少してしまいました。差し引き40.3万人の減少となります。

もう少し長めのデータを確認します。

次のグラフは2021年以降の非農業部門雇用者数です。

非農業部門雇用者数(2021年-)

出典:米労働省

青色のグラフとオレンジ色のグラフの高さがピッタリになることはほぼなく、数年前の雇用者数に関してもデータ修正が行われていることがわかりますね。

それぞれの年の修正状況を表にします。

<データ修正による雇用者数の増減> 単位:万人

前回発表時 2026年2月発表データ 差分
2021 723.3 726.8 3.5
2022 455.5 452.6 -2.9
2023 259.4 251.5 -7.9
2024 201.2 145.9 -55.3
2025 58.4 18.1 -40.3

驚いたことに今回のデータ修正で、過去5年間の総雇用者数が102.9万人も減少してしまいました。ちなみにですが、宮城県仙台市の人口が約109万人、千葉県千葉市の人口が約98万人ですので、それと同等数の雇用者数が修正されたことになります。

雇用統計と言えば、前月比で何人増減したことに注目されていますが、年間の変動でみると、2021年には年間726.8万人雇用が増えていましたが、2025年には、年間18.1万人しか増えていませんので、この5年間、雇用者数の増加速度は、大きく減少していることがわかりますね。このままでいくと、よほどの市場変化が起きない限り、2026年の年間平均は、マイナス圏になってしまう可能性が高いのではないでしょうか。

今回、たまたま下方修正されたのか。それとも・・・。

労働市場については、ある程度悪くなることを想定しておいた方がよいかもしれませんね。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。



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