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重要指標の発表とリスクオフ

2025.11.21


皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。

発表が遅れていた9月の雇用統計が昨日(11月20日)発表されました。

結果は、非農業部門雇用者数が11.9万人の増加と事前予想の5.5万人を大きく上回るものでした。

直近一年間の数値をグラフで確認します。

米・非農業部門雇用者数

作成:フジトミ証券

今回、8月のデータが前回発表時の+2.2万人から-0.4万人に下方修正されました。データの修正は、いつも行われていることですが、プラス圏からマイナス圏に移ったことは、印象が良くありません。

前回のコラム「9月の雇用統計は11月20日に発表https://www.fujitomi.co.jp/stockfx/column/81650/」にて、結果が良かった場合と悪かった場合の市場心理について、考えてみましたが、発表された内容は、9月の数値が「①雇用統計の結果が良かった場合」に該当し、8月の修正が「②雇用統計の結果が悪かった場合」に該当すると言えます。

要は、リスクオフな状況になりやすい結果だったということです。

相場の反応は、素直でした。

次のチャートは、10月20日から21日に掛けてのダウ平均株価(NYダウ)の値動きです。

ダウ平均株価

(出所:TradingViewによるダウ平均株価チャート)

寄付きこそ大きく上昇していたものの、労働市場の先行き不透明感への不安視から大きく値下がりする展開になってしまいました。

恐怖指数(VIX)も26.41まで上昇していますので、引き続き警戒が必要です。

ちなみにですが、雇用統計を発表している労働統計局のデータ収集方法が意外とアナログなのをご存じでしょうか。
労働者数が自動的に計算されるデータ収集機能があるわけではなく、データは訪問、電話など人間の労働力によって収集されています。
そのため、連邦政府の閉鎖のように訪問や電話を実施する職員がいなければ、そのデータを集めることができません。

その結果、10月の雇用統計は、公表されないことが決まりました。
また、11月の雇用統計は、日本時間12月16日22時30分に発表予定です。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。


参考文献:
・Employment Situation Summary
・Revised news release dates following the 2025 lapse in appropriations


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