
皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。
7月20日、参議院議員通常選挙が実施されます。
しばらくの間、与野党の攻防が繰り広げられることになりますが、今回は参議院について少しおさらいしておきたいと思います。
日本の国会には、衆議院と参議院の二つの議院が存在します。
参議院議員の任期は6年で、3年ごとに半数が改選されると日本国憲法に定められています。参議院の定数は248議席ですが、そのうち9議席は辞任・死亡・除名などによる欠員のため、現時点での有効議席数は239となっています。
2025年7月2日現在の主な政党の議席数は以下の通りです。
参議院議員数
| 会派名 | 議員数 | 2025年7月任期満了 | 2028年7月任期満了 |
| 自由民主党 | 113 | 52 | 61 |
| 公明党 | 27 | 14 | 13 |
| 立憲民主・社民・無所属 | 41 | 23 | 18 |
| 日本維新の会 | 17 | 5 | 12 |
| 国民民主党・新緑風会 | 12 | 5 | 7 |
| 日本共産党 | 11 | 7 | 4 |
| れいわ新選組 | 5 | 2 | 3 |
| 沖縄の風 | 2 | 1 | 1 |
| NHKから国民を守る党 | 2 | 1 | 1 |
| 各派に属しない議員 | 9 | 6 | 3 |
| 合計 | 239 | 116 | 123 |
| 欠員 | 9 | 8 | 1 |
| 総定数 | 248 | 124 | 124 |
出典:参議院ホームページ
自民党が113議席、公明党が27議席で、合計140議席となり、過半数を上回っています。
今回の参議院選挙では125議席が争われますが、そのうち任期が2028年までの与党の議席は74議席。よって、与党が引き続き過半数を維持するには、今回の選挙で 51議席以上 を確保する必要があります。
一方、野党が主導権を握るには 78議席以上 を確保する必要があります。これが今回の選挙の大きなポイントです。
ちなみに、衆議院の議席数は合計465議席のうち、自民党が196議席、公明党が24議席で、与党合計は220議席となっており、過半数を割り込んでいる状況です。
このように、選挙結果によって参議院の勢力図が変化するため、経済の側面から見ても重要なイベントといえるでしょう。
参議院選挙を挟んだ日経平均株価の値動き
過去の参議院選挙と日経平均株価の動きを振り返ってみましょう。
2022/7/10 第26回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
2019/7/21 第25回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
2016/7/10 第24回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
2013/7/21 第23回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
2010/7/11 第22回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
2007/7/29 第21回 参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
選挙結果を受けて株価が上昇した年もあれば、下落した年もあり、明確な規則性は見られませんでした。
しかし、選挙結果がその後数か月間の価格変動の起点になっているケースは少なくなく、投資判断の一材料になっていました。
長期視点で見るとどうか
次のチャートは、参議院選挙と日経平均株価を長期で比較したものです。
日経平均株価と参議院選挙

(出所:TradingViewによる日経平均株価チャート)
リーマンショック後のリバウンド以降、日経平均株価はおおむね右肩上がりで推移してきました。2024年以降は40,000円手前で足踏みする時間が長くなっていますが、この上昇トレンドが継続するのであれば、いずれは上値を突破する局面が訪れるはずです。
今回の参議院選挙がその起点となるかは解りませんが、長期的な視点で考えると、起点になる可能性は十分にあると考えられます。
今回は、参議院議員選挙と過去の日経平均株価の値動きについてお届けしました。
選挙結果によって株価が大きく変動する可能性がありますので、ご注意ください。
※このコメントは執筆者個人の見解であり、内容を保証するものではありません。また、投資の売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。
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