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トランプ政権1期目の相場変動を振り返る

2024.11.08

皆さま、おはようございます。CFP(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)のワイワイこと岩井です。
アメリカ大統領選挙で、共和党候補のトランプ前大統領が勝利し、再び大統領の座に返り咲くことが決まりました。トランプ氏の勝利を市場が好感し、米国の主要3指数であるNYダウ、S&P500、NASDAQ総合が大幅上昇し、いずれも史上最高値を更新しています。
投資家が気にしているのは、トランプ政権が再びどのような市場への影響を与えるかでしょう。将来の動きは未知数ですが、まずは1期目の市場変動を振り返ってみましょう。

NYダウ +8,917(+48%)

(出所:TradingViewによるNYダウチャート
就任直後から株価が上昇し、コロナショックの影響で一時的に下落しましたが、最終的には48%の上昇で任期を終えました。

S&P500 +1,240(+58%)

(出所:TradingViewによるS&P500チャート
就任後から安定して上昇し、コロナショック時も就任価格を下回ることはなく、58%の上昇を記録しました。

NASDAQ総合 +6,340(+120%)

(出所:TradingViewによるNASDAQ総合チャート
就任直後から上昇を続け、コロナショック以降もNYダウやS&P500より高い伸びを見せ、任期終了時には120%の上昇でした。

NASDAQ100 +7,034(+148%)

(出所:TradingViewによるASDAQ100チャート
NASDAQ総合と同様の動きで、最終的な上昇率は148%となり、総合指数よりもさらに高いパフォーマンスを示しました。

ラッセル2000 +417(+35%)

(出所:TradingViewによるラッセル2000チャート
コロナショックで一時就任時の株価を下回りましたが、任期終了時は35%上昇して終えています。2018年以降の数年間はレンジ相場も確認されました。

ゴールド(ドル建て) +620(+48%)
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(出所:TradingViewによるゴールドチャート
株価指数とは異なり、就任直後は値下がりと停滞が続きましたが、任期後半に値上がりし、48%の上昇で終了しました。

WTI原油 -6.65(-15%)

(出所:TradingViewによるWTI原油チャート
就任後しばらくは上昇しましたが、コロナショックで大幅に下落し、最終的には就任時を下回る価格で終わりました。

ドル円 -0.63(-0.6%)

(出所:TradingViewによるドル円チャート
任期の大部分は円安で推移し、後半に円高に転じた結果、最終的には就任時とほぼ同水準でした。

ビットコイン(円建て) +1,390,727(+1863%)

(出所:TradingViewによるビットコインチャート
2017年後半に大幅上昇し、任期終了時には+1863%という圧倒的なパフォーマンスを見せました。

まとめ
トランプ大統領1期目の相場を振り返ると、主要な株価指数は軒並み上昇しており、下落したのはWTI原油とドル円のみでした。後半のコロナショックを除けば、株価や為替は理想的な展開と言えるかもしれません。2期目が1期目と同じ展開になるかは分かりませんが、過去の実績を見ると期待も高まりますね。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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