9月7日の週の商品相場見通しです。
NY金は1920ドルから1960ドルのレンジ内での波乱の展開が予想され、金標準は6600円を挟む、乱高下を強いられるとみられます。
週末にかけての株価急落に追随してNY金も売られていますが、NYダウ先物の損失補填のため、金の先物市場から資金引き揚げがみられ、3月にもNYダウ急落に追随して、NY金は5営業日で250ドルも急落した経緯もあり、今週もNY株式市場から目が離せ市場での不安定な動きは今週も続くとみられ、重要な経済指標ません。
東京原油は、売りスタンス維持です。週末の夜間取引で3万円台を回復したが、格好の売り場となり、その後、2万8000円台に沈んでいます。WTIも40ドルを割り込んでいるが、世界の原油の増産傾向の一方で、需要低迷もあり、売り有利の展開が続くことになるでしょう。
ゴムRSS3は、逆ザヤ修正の流れの中、週末にかけて期近から急落している。産地の供給不安に変わりないものの、国内市場での期近の買いの主体が機関投資家であり、機関投資家が現受けする訳でもなく、換金売りを急いだ結果、急反落につながったといえる。期近の急伸局面で期先はヘッジ売りを浴びて上げ渋っていた期先も追随して下落しているが、売り込まれた期先は買い戻しで下げ渋りも予想される。まずは、期近限月が180円台を維持するか注目したい。期先は供給不安から175円は維持するとみたい。
トウモロコシは、週末の夜間取引で整理商いからシカゴ高に反して下落しており、週明けも玉次第の展開に警戒したい。12日深夜1時に第2回生産高予想が明らかにされるため、シカゴの波乱の展開が予想されるが、国内市場は人気低迷から上値の重い展開を強いられそうだ。