皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
何だか今日はとても暖かく、東京は21度、大阪は20度、名古屋は22度まで上がるそうですが明日以降は全国的に雨が降るようで気温の変化によって体調を崩さないようにお気をつけください。
さて、注目のマーケットですが、ついにNY原油は年始の価格を超え1.03まで上昇しました。現在の水準は昨年の年末につけていた水準で今年に入ってからの年初来高値でもあります。
元々原油価格が下落した要因は世界的な供給過剰が原因でしたが、米国の油田採掘用のRigの数は大幅に減少したこと(2014年代には1800機程でしたがが2016年2月末には502機まで減少)や各産油国が減産することによって緩和されるのではないかとの期待がもたれています。
参考:リグカウント
※出所:BAKER HUGHES
リンク:需給・各国経済指標
冒頭でも申し上げたように現在の38ドル台は年初来高値ですが、水準としては昨年の12月に付けていたレンジの高値水準でもあります。NY原油の上昇は2月11日からスタートし今週の木曜日(3月10日)まで上昇すれば1ヶ月間上昇し続けていた形となります。このまま40ドルを目指して進んでいくのか、それともどこかで抵抗を見せるのか動きを捉えたいところです。
日付 | 東京金 | 東京原油 | 日経225 | NY金 | NY原油 | ドル円 |
2016/3/7 | 1.12 | 0.95 | 0.92 | 1.18 | 1.03 | 0.95 |
※作成:フジトミ ホームトレード部
ところで年初からの動きをグラフでみてみると東京市場よりもNY市場の方が高水準にあることが解ります。
東京市場よりもNY市場の方が高水準に位置している要因として考えられるのは為替レート(ドル円)です。3月7日時点、ドル円は年初比で0.95をつけていました。NY原油は1.03まで上昇しましたが、為替は0.95と1を割り込んでしまっていますので掛け算すると「1.03×0.95」その解は「0.9785」となります。NY金と東京金を比較してもNY金が1.18なので「1.18×0.95」で「1.12」が解となります。
※注意:各レートは終値ベースなのでNYと東京のタイミングは異なります。
こうして見ると為替レートは各国での商品価格に直接的な影響を与えていることが良く解ります。
相場って面白いものですね。
さあ火曜日です。今日も素敵な一日になりますように。
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