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ISM景気指数の雇用はどうだったのか

2019.10.04

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

昨晩発表された米ISM非製造業総合指数は、事前予想の55.0を大きく下回る52.6となりました。1日発表されたISM製造業景気指数が47.8と悪かっただけに注目度が高かった訳ですが、案の定悪い結果となってしまいました。

直近1年間の非製造業景気指数 の値はご覧のようになっています。

ISM非製造業景気指数

出典:ISM

グラフを見てどう思いますか?

少しずつ悪化してきているように見えませんか?

ちなみに、事前予想の数値は55.0でしたので、そんなに良いってことはないけれど、先月よりもちょっとだけ悪いのではいかという予想でしたが、結果はもっと悪いという内容でした。

製造業景気指数をも同じグラフで表示させるとご覧のようになります。

ISM景気指数

出典:ISM

非製造業よりも製造業の数値の方が悪いことが解ります。

9月の数値は製造業、非製造業ともに悪かった訳ですが、これは雇用にも影響を及ぼすのでしょうか。

参考にISMレポートの雇用に関する部分をGoogle翻訳したものを掲載します。


雇用
9月の非製造業の雇用活動は67ヶ月連続で増加しました。 ISM®の非製造業雇用指数は50.4%を記録し、8月の53.1%の読み取り値から2.7%ポイント減少しました。 11の産業が雇用の増加を報告し、4つの産業が雇用の減少を報告した。回答者からのコメントには、「新しい従業員の数が横ばいになり始めている」、「従業員の引き締めが有能な潜在的従業員の競争市場をもたらしている」などがあります。

9月に雇用の増加を報告している11の業界(順番にリストされています)は次のとおりです。ユーティリティ;企業およびサポートサービスの管理。農業、林業、釣り、狩猟;宿泊とフードサービス;他のサービス;行政;輸送および倉庫;マイニング;情報;およびヘルスケアと社会的支援。 9月に雇用が減少したと報告している4つの業界は次のとおりです。金融および保険;専門的、科学的および技術的サービス;および卸売業。

ここまで、ISMホームページをGoogleしたものです。

金融保険などを含む4つの業界で雇用が減少したとされています。

さて、今晩は米雇用統計の発表があります。事前予想は、失業率が3.7%、非農業部門雇用者数が先月よりも1.8万人多い14.8万人となっています。

どのような結果になるか解りませんが、市場参加者は、景気後退(リセッション)に対して敏感に反応しやすい状況になっていますので、相場が大きく動いた時にどうするか。

プランを考えておいた方が良さそうですね。

注目の雇用統計は日本時間10月4日21時30分発表予定です。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・ISM
https://www.instituteforsupplymanagement.org/news/content.cfm?ItemNumber=28859

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