皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
本日は米雇用統計の発表があります。
先月のブログ「雇用統計と人口統計」の中で雇用統計の発表とアメリカの人口には関係性があるのではないかとのテーマのもとに記事を書きましたが、今回はもう少し掘り下げてみたいと思います。
前回のブログの内容をまとめると
1.米国の人口は毎月20万人前後増加している
2.非雇用者数の数は毎月20万人前後増加してる
3.人口と非労働者数には相関性がある
との内容でした。
今回はデータをもう少し掘り下げて分析して見たいと思います。
2013年以降の米国の人口変化を調べてみした。完成した表がつぎのものです。
表1.米国の人口増加人数と非雇用者数(米労働省、米センサス局)
年月 | 人口 | 前月比 | 非農業部門の雇用者数 |
2013年1月 | 315,388,533 | 190,000 | |
2013年2月 | 315,526,460 | 137,927 | 311,000 |
2013年3月 | 315,681,511 | 155,051 | 135,000 |
2013年4月 | 315,857,345 | 175,834 | 192,000 |
2013年5月 | 316,014,496 | 157,151 | 218,000 |
2013年6月 | 316,227,087 | 212,591 | 146,000 |
2013年7月 | 316,427,395 | 200,308 | 140,000 |
2013年8月 | 316,653,128 | 225,733 | 269,000 |
2013年9月 | 316,901,532 | 248,404 | 185,000 |
2013年10月 | 317,142,007 | 240,475 | 189,000 |
2013年11月 | 317,378,856 | 236,849 | 291,000 |
2013年12月 | 317,575,450 | 196,594 | 45,000 |
2014年1月 | 317,780,510 | 205,060 | 187,000 |
2014年2月 | 317,944,407 | 163,897 | 168,000 |
2014年3月 | 318,106,044 | 161,637 | 272,000 |
2014年4月 | 318,284,098 | 178,054 | 310,000 |
2014年5月 | 318,482,297 | 198,199 | 213,000 |
2014年6月 | 318,694,246 | 211,949 | 306,000 |
2014年7月 | 318,907,401 | 213,155 | 232,000 |
2014年8月 | 319,156,025 | 248,624 | 218,000 |
2014年9月 | 319,405,217 | 249,192 | 286,000 |
2014年10月 | 319,643,987 | 238,770 | 200,000 |
2014年11月 | 319,875,523 | 231,536 | 331,000 |
2014年12月 | 320,086,785 | 211,262 | 292,000 |
2015年1月 | 320,289,069 | 202,284 | 221,000 |
2015年2月 | 320,440,986 | 151,917 | 265,000 |
2015年3月 | 320,611,232 | 170,246 | 84,000 |
2015年4月 | 320,796,760 | 185,528 | 251,000 |
2015年5月 | 320,990,058 | 193,298 | 273,000 |
2015年6月 | 321,202,465 | 212,407 | 228,000 |
2015年7月 | 321,418,820 | 216,355 | 277,000 |
2015年8月 | 321,658,542 | 239,722 | 150,000 |
2015年9月 | 321,902,568 | 244,026 | 149,000 |
2015年10月 | 322,136,791 | 234,223 | 295,000 |
2015年11月 | 322,360,526 | 223,735 | 280,000 |
2015年12月 | 322,561,729 | 201,203 | 262,000 |
2016年1月 | 322,761,807 | 200,078 | 151,000 |
2016年2月 | 322,918,520 | 156,713 |
人口増加人数をグラフにしたものが次のグラフです。
グラフ1.米国の人口増減数(米センサス局)
グラフにすると毎年8月、9月、10月の人口増加数が多く、逆に2月、3月の人口増加数は少ないことが解ります。
なぜでしょう。不思議ですね。
人口増加人数のグラフに非農業部門の雇用者数を乗せたグラフが次のグラフです。
グラフ2.米国の人口増加人数と非雇用者数
特に規則性は確認できませんでした。
2014年末と2015年末の数値を比較すると2015年の人口増加数の方が少ないことが見て取れます。また、この3年間の人口増加人数と雇用者数をそれぞれ平均すると人口増加人数が平均203,513人だったのに対して労働者数は平均221,946人増加しています。
18000人以上、人口増加を上回る雇用が確保されていること、昨年よりも人口増加数が少ないことを考慮すると10万人を下回るような結果がでてもおかしくないような気がします。
ということで、今晩は雇用統計です。無理なポジションメイクはお控えください。
ハッピーフライデーとなりますように!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。