6月28日金曜日の東京金は、NY金の上伸を好感して上伸しており、期先6月限は前日と比較して 24円高の 4,885円で取引を終えました。
再開後のNY金は、その他貴金属の上伸に追随する格好で、買い進まれ、1410ドル台を維持する展開となっています。
さて、市場の関心は、29日午前11時半に予定されている米中首脳会談に集まっています。その結果次第で、週明けの金融市場の波乱の展開が予想されます。
合意できなければ、週明けの株式市場が急落し、円高も進行する一方、ドルベースの金の上伸が予想されます。合意しても、その内容次第といえます。関税の引き上げ解消までの合意となれば、ドルベースの金の急落が避けられないでしょう。
いずれにせよ、首脳会談の行方から目が離せません。