6月27日木曜日の東京金は、円安とNY金の出直りを好感して反発しており、期先6月限は前日と比較して 16円高の 4,861円で取引を終えました。
前日の東京の日中取引で値崩れをみせたNY金は1405ドルを安値にひとまず、戻りをみせています。第2四半期末の利食い売りに急落したものの、その1405ドルを維持することになれば、7月からは下値固めを経て、次の大相場形成に向かうと考えたいです。
目先は、G20での米中首脳会談、そしてアメリカとイランの緊張状態の動向から目が離せませんが、7月のFOMCでの利下げ観測期待の上昇だけに、まだ上昇余地は十分残していると考えられ、東京金の買いスタンスが無難です。