6月20日木曜日の東京金は、NY金の大幅上昇を好感して急反発しており、期先4月限は前日と比較して 101円高の 4,775円で取引を終えました。
FOMC声明では、政策金利は据え置かれましたが、2019年の利下げに関して、3月時点では0人だった参加者が8人となったことで、今年の利下げの可能性が高まったといえます。
再開後のNY金は、アメリカの長期金利が1.99%を下回る水準まで大幅に低下したことを好感して一時、1397ドル70セントの高値を付けました。1390ドル台の取引は瞬間的で、高値から大きく値を消すなど、1390ドル台での高値警戒も伺えます。
NY金の急騰の影響で、東京金は4800円の高値を付けましたが、目先の高値を付けたとも考えられます。
アメリカの長期金利から目が離せない中、東京金の波乱の展開がまだまだ続きそうです。
値動きが早いだけに、新規仕掛けや手じまいをする場合、指値が必要でしょう。