6月19日水曜日の東京金は、小波乱の中、期先4月限は前日と比較して 3円安の 4,674円で取引を終えました。
日本時間20日朝3時にFOMC声明が発表され、3時半にはパウエルFRB議長の記者会見が予定されています。
市場では、今回のFOMCでの利下げ期待も高まっており、ここ最近のNY金の上伸をもたらしています。先取りしているだけに、声明で利下げが明らかになっても、知ったらしまいの展開となり、1360ドルを前にした高値水準からの値崩れも警戒されます。
前日も1360ドルを前にした高値水準から一時、15ドル以上も急落するなど、株式市場の急伸に対する懸念も高まっています。
利下げが見送られても、今年2回の利下げの可能性が言及されれば、NY金は1360ドル台に急伸するとみられますが、いずれにせよ、声明と記者会見待ちで、明朝は早起きが必要です。