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供給サイドが受ける影響>需要サイドが受ける影響?

2019.05.22

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

今マーケットで話題となっているトピックスはファーウェイではないでしょうか。

昨晩のNY株式市場はファーウェイへの規制が緩和されたことを受け上昇しました。
米商務省がファーウェイへの規制に3カ月間猶予すると発表したためです。

これによりファーウェイは既存ネットワークの保守やスマートフォンソフトウェアの更新をおこなう時間が生まれました。

そんな中注目されたファーウェイの新機種「Honor 20」ですが、予定通り発売されることになりそうです。ファーウェイはすべての自社デバイスにセキュリティアップデートとアフターサービスを提供し続けるとしています。

日本でも製品発表会が昨日おこなわれました。
ウェブでも配信されていましたので私もちらっと見ましたが、ファーウェイの技術ってほんとうに凄いんですね。こんなにハイスペックなんだと感心してしまいました。プレゼンを見ていると欲しくなっちゃいます。

韓国のサムスンに次いで、世界第2位の販売台数を誇るのは伊達じゃないですね。

さて、今回ファーウェイへの輸出制限から米国企業から部品の調達ができなくなった訳ですが、裏を返せば米国企業はスマートフォン販売台数世界第2位の企業に部品の供給ができなくなってしまうということでもあります。

たとえば、スマートフォン向け顔認証システムを供給しているルメンタムは自社の売り上げの20%弱を占めているファーウェイへの部品供給が出来なくなってしまいます。

アメリアの調査会社CIRPによると2018年6月時点での米国市場におけるスマートフォンシェア率はアップルとサムソンがそれぞれ36%、LGが12%となっており、ファーウェイのシェアはごく少数な状況だったようです。

もともとファーウェイのスマートフォンは米国でそれほど売れてなかったので仮に米国での販売が停止してしまってもスマートフォン供給によるダメージは限られたものになりそうです。

そう考えてみると、今回の制限、アメリカにはあまり得がなかったのかも知れませんね。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。


参考文献:
・IT’S A GOOGLE-APPLE-SAMSUNG SMARTPHONE MARKET
https://www.cirpllc.com/blog/2018/9/25/its-a-google-apple-samsung-smartphone-market
・日本経済新聞2019年5月22日2面(13版)

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