4月22日月曜日の東京金は、連休明けのNY金の上伸を好感して上昇しており、期先2月限は前週末と比較して 7円高の 4,594円で取引を終えました。
週明けの東京金は朝方、小幅安で推移していましたが、対照的に白金は一段と急伸し、上げ幅を拡大しました。連休明けのNY白金の続伸を支援材料にしたためで、その白金はパラジウムの急伸に追随して買い進まれたといえます。
東京パラジウムは週末に先取りして急伸したため、週明けは小反落していましたが、NYパラジウムの続騰を好感して買い直され、東京の5000円を試す動きも時間の問題とみています。
NY金はNY白金やパラジウムの続伸、さらに海外原油の急伸を好感して1280ドル台に上伸したとみられます。
アメリカとイランの緊張の高まり懸念から原油が急伸していますが、地政学リスクのヘッジとして、今後、金が買い進まれるかどうか注目されます。
目先は減少傾向を続けている金ETFの動向を見極めてから仕掛けるのが無難です。