4月16日火曜日の東京金は、続落し、期先2月限は前日末と比較して 12円安の 4,611円で取引を終えました。
NY金は取引水準を切り下げる軟調地合いを継続しており、東京の日中取引では、NY金は改めて1290ドル割れをみせました。
週明け発表された金ETFは減少をみせ、これで4月に入って8営業日の減少となりました。一層、金市場からの資金引き揚げが鮮明になっており、アメリカの長期金利の上昇に加えて、金の売り材料から一段安が連想されます。
東京金はひとまず4600円台を維持していますが、NY金の下げ余地を踏まえると、4600円割れもありそうです。
日米貿易交渉での為替条項の扱いも協議されていると推測されるだけに、円安にブレーキもかかっており、東京金の買いには分が悪いとみるべきです。
執筆者情報
岩井
フジトミ証券
オンライントレード部兼企画部マーケティング課
(ハンドルネーム:ワイワイ)
・CFP(1級ファイナンシャル・プランナー技能士)
・日本証券アナリスト協会検定会員捕(CCMA)
経済や生活に関するデータを独自の視点で分析し、新たな発見を見つけることが得意。
金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。
フジトミ証券
オンライントレード部兼企画部マーケティング課
(ハンドルネーム:ワイワイ)
・CFP(1級ファイナンシャル・プランナー技能士)
・日本証券アナリスト協会検定会員捕(CCMA)
経済や生活に関するデータを独自の視点で分析し、新たな発見を見つけることが得意。
金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。