4月9日火曜日の東京金は、NY金の上伸を好感して買い進まれ、期先2月限は前日と比較して 4円高の 4,638円で取引を終えました。
中国の中央銀行にあたる人民銀行は3月までの過去4か月で、60トンの金を購入したことを明らかにしたことで、NY金は1300ドル台に水準を切り上げました。1300ドルで足踏みするとみられましたが、ひとまず取引水準を切り上げています。
その一方、金ETFは6営業日連続で減少しているため、1300ドル台での買いもやや躊躇しているようです。
4月以降、中国の買い付けが継続するかポイントで、買い付けが見送られると、金ETFの減少がボディーブローとなって、4月後半の下落も連想されます。
東京はNY金の取引水準切り上げを材料にして、買いスタンスは維持し、4660円台回復を目先は期待したいところです。
執筆者情報
岩井
フジトミ証券
オンライントレード部兼企画部マーケティング課
(ハンドルネーム:ワイワイ)
・CFP(1級ファイナンシャル・プランナー技能士)
・日本証券アナリスト協会検定会員捕(CCMA)
経済や生活に関するデータを独自の視点で分析し、新たな発見を見つけることが得意。
金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。
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金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。