3月28日木曜日の東京金は、NY金の下落を嫌気して反落しており、期先2月限は前日と比較して34円安の 4,634円で取引を終えました。
世界的な景気減速懸念を嫌気して、NYパラジウムが急落しており、そのパラジウムの急落に追随してNY金も下げを強いられたようです。
四半期末を控えて、パラジウム市場では手じまい売りが加速し、ストップロスの売りが相次いでヒットしました。NYパラジウムのチャートをみると、1400ドル割れも警戒され、NY金も1310ドルを試すことになりそうです。
NY金の20日移動平均線が1307ドル台にあるため、1310ドル割れも通過点とみられます。
その後、1300ドル台での下値固めが予想されるだけに、東京金の4630円以下は買い下がっていきたいです。引き続き、パラジウムの動きから目が離せません。
執筆者情報
岩井
フジトミ証券
オンライントレード部兼企画部マーケティング課
(ハンドルネーム:ワイワイ)
・CFP(1級ファイナンシャル・プランナー技能士)
・日本証券アナリスト協会検定会員捕(CCMA)
経済や生活に関するデータを独自の視点で分析し、新たな発見を見つけることが得意。
金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。
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金融や経済に関する難しい情報を子供でも分かるようにかみ砕いて説明することがモットー。