4月1日月曜日の東京金は、円安を好感して反発しており、期先2月限は前週末と比較して19円高の 4,601円で取引を終えました。
ドル高を嫌気して、週明けのNY金は軟調地合いを強いられていますが、中国の強気の経済指標を受け、週明けの非鉄や株式市場が急伸しており、その他貴金属の上伸が支援材料となって、東京金の戻りを助長したといえます。
目先は、ドイツや欧州の製造業PMIの改定値が注目されます。速報値よりも悪化すれば、急伸している非鉄やその他貴金属が売り直され、NY金の売り材料になるだろう。このため、東京金の4600円割れも予想されますが、そこは買い人ってみたいです。
イギリスのEU離脱を巡る不透明さもあり、ドル高による金の下押しもあるため、買っても短期勝負が無難です。