皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
昨晩のNYダウは507ドル安の23592ドルで取引を終えました。約9カ月ぶりの安値水準です。
20日木曜日にはFOMCが予定されていますが、利上げへの警戒感から売りが優勢になったようです。下のチャートはくりっく株365のNYダウのものです。
NYダウ(くりっく株365)
ご覧のとおり、現在の価格帯は2018年に入ってからの安値水準となっています。2018年の最安値が2月6日につけた23,027円、最高値が10月3日につけた26,964円で、今年の相場はこの2点が形成する上下幅3937円の間での相場展開でしたが、もう一段下げると年初来安値を下回ってしまうそんな値位置となっています。
NYダウはニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQに上場する30の工業株の平均株価ですが、アメリカを代表する株価指数と言えばNYダウ、NASDAQ、S$P500の3指数ですよね。
S$P500は、NYSE MKT、NASDAQに上場する銘柄から代表的な500銘柄の平均株価なのでより多くの銘柄の値動きを表しているとも言えます。
そのS&P500のチャートが下のものです。
S&P500
※Trading Viewより
こちらは終値ベースで年初来安値を更新してしまいました。
現在のNYダウの水準はレンジ内安値近辺なので再びレンジ中心まで戻ってくれるのであれば絶妙な買い場ですが、S&P500は年初来安値を更新しているので安心して買えるという訳ではありません。
この先の動きがはっきりするのは年が明けてからなのかもしれません。
昨年の12月から1月の値動きを見てもはっきりとトレンド形成し始めるのは年を明けてからでした。
相場が動き出してから動くのではなく、動き出す前に仕込んで動き出したら決済する。そんなトレードをおこなうのであれば、「年末に仕込んで年明け決済する。」そんなトレードになる訳ですが、来年は売り方、買い方、どちらが優勢になるか。悩みますね。
どちらに動くとしても絶妙なエントリーポイントだと言えそうです。
どうするか考えさせられる年末の相場ですね。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。