皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
9月24日月曜日ラジオNIKKEIで放送された特別番組「真壁昭夫のマーケットビュー、徹底討論マーケット秋の陣!」はお聞きになりましたか?
今回はスペシャルゲストにJPモルガン・チェース銀行市場調査本部長の佐々木融氏、こころトレード研究所所長の坂本慎太郎「Bコミ」氏、エモリキャピタルマネジメント代表取締役の江守哲氏の3名を迎え、メインパーソナリティの真壁先生とMC進行の大橋さんとで2018年後半のマーケットを徹底討論していただく内容でした。
豪華なゲストによる対談で、とても勉強になる90分でした。ラジオ日経の番組ホームページまたは、フジトミのホームページ内にある動画コンテンツから番組のアーカイブを見ることができるので、見逃した方はお時間がある時に聴取してみてください。
真壁昭夫のマーケットビュー番組ホームページ
http://market.radionikkei.jp/marketv/
フジトミ-動画コンテンツ
https://www.fujitomi.co.jp/news_movie/news_movie_category/radio_nikkei/
なお、フジトミのLINE@とお友だち登録していただくと番組出演者が作成したスペシャルレポートがダウンロードできるようになりますので、まだ登録していない方は登録してみてください。
登録は、友だち追加>友だち検索から『@has4851c』で検索していただくか、下のバーコードを読み込んでご登録ください。
さて、3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか。お休みの間、マーケットに大きな影響を及ぼすイベントがいくつかありました。
まず、米中貿易摩擦問題です。
日本時間24日午後1時1分、米国は中国への追加関税を発動しました。今回の関税対象は、中国からの輸入品約2000億ドルで10%の関税が上乗せられるとの内容です。来年からは税率が上昇し25%の関税が上乗せされることになります。
これに対して中国は、約600億ドル相当の米国製品に対して5%から10%の追加関税を発動させました。
中間選挙前に米中貿易協議がおこなわれる可能は低くなっているとの報道もありますので、この後第4弾の追加関税が発動されるのか注目が集まっています。
もう一つの大きな話題が23日アルジェリアでおこなわれたOPECとロシアなど主要な産油国でおこなわれた会合です。この会合で原油の生産量について協議されましたが、増産について見送られる結果となりました。
トランプ大統領がOPECに要請していた「原油増産による価格の引き下げ」の実施は見送られる結果になってしまいました。OPECは声明で、「需要と供給のバランスは健全で原油市場の見通しに満足している」とコメントしています。
11月には「対イラン原油取引禁止制裁の復活」が予定されていますので、今後さらに原油価格の高騰する可能性がありそうです。トランプ大統領対産油国なんて新たな対立に発展しなければいいですが。。。
今週は、日本時間27日午前3時にFRB政策金利の発表があります。
今回は0.25%引き上げられ2.00%-2.25%になるであろうとの予測が有力ですが、実際に引き上げられたとすると株式や為替など様々なマーケットに影響を及ぼしますので注意が必要です。
特に、何かと話題なトルコリラや南アランドなどの高金利をセールスポイントとしている新興国通貨の値動きには注意が必要です。
27日のFOMCまでは各市場小動きになるかも知れません。
今週は雨ばかりみたいですが、相場ぐらいは晴れ模様で気持ちよく行きたいですね。
それでは今週もよろしくお願いいたします。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもございません。ご了承ください。