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乗鞍でヒルクライム中ハチに刺され61人がけが

2018.08.28

皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

先週の日曜日の話しですが、長野県松本市の乗鞍高原で実施された「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」というロードバイクの大会に参加してきました。

「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」の内容は、ヒルクライムという競技で、簡単にいうと「どれだけ早く坂を登れるか」を競う大会です。

スタートの乗鞍観光センター(標高1458m)からゴールがある乗鞍高原鶴ケ池(標高2720m)までの20.5kmのタイムを競います。早い人だと55分台でゴールします。

ゴール地点は国内舗装道路の最高地点で、自転車でいけるもっとも高い場所です。ゴール地点から見る景色は絶景そのものです。

さて、そんな大会が昨日ニュースになりました。

蜂に刺され61人けが 乗鞍の自転車レース-信毎WEB

https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180827/KT180826FTI090011000.php

レース中、参加者がハチに襲われる事態が発生したようです。
場所は、スタートして3.4kmほどにある夜泣峠のあたりです。普段あまり人が通らない場所に4000人以上の人が自転車で通過していったことにハチがびっくりして攻撃してきたのかもしれません。

当の私は、そんなことになっているなんてちっとも知らずに問題の地点を通過しました。下山するためにはもう一度同じ場所を通らなければならない訳ですが、その時点でも道中にハチの巣があるなんて知らないので何も気にすることなく下山できました。
おそらく多くの参加者はハチの事を知らなかったと思います。

ハチ騒動があったのを知ったのは月曜日の朝のニュースで、それまで全く知りませんでした。知っていても回避することができないので、知らなくて良かったのかもしれません。

今回私は被害に遭いませんでしたが、いつ被害にあうかわからないので今後のためにハチについて調べてみました。

どうやらハチは無差別に人を攻撃することはなく、攻撃するまでいくつかの段階を踏んでいるようです。

最初は、巣に近づく人を警戒し、羽音を発して威嚇するそうです。それでも巣から人が離れていかない時に巣から大量のハチが飛び出し、攻撃にいたります。

今回乗鞍で起きた騒動は、何千人もの参加者が次から次へとハチの巣の前を通過することに恐怖を感じたハチが威嚇したものの、選手の流れは延々と止まないので致し方なく攻撃してきたのかもしれません。

ハチは毒針を持っていて毎年10人以上の人がハチに刺されて亡くなっています。

山にいる動物で人に危害を加えそうな動物と言えばクマを思い出しますが、クマに襲われて命を落とす方は年間で数人程度です。

クマよりもハチの方が命を落とす可能性が何倍も高くなっています。

今週で8月も終わり来週から9月です。

あと1カ月もすれば秋の紅葉がはじまり、紅葉狩りで山へ出かけるかたも大勢いらっしゃると思います。

スズメバチの活動時期は7月から10月で特に秋にかけて最も活動が活発になるそうです。

登山中、ハチに威嚇されたらすぐにその場から立ち去るようにしましょう。

今日はハチについてのお話しでした。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。ご了承ください。


参考文献:
・信毎WEB
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20180827/KT180826FTI090011000.php
・マウンテンサイクリング乗鞍
http://norikura-hc.com/
・蜂に注意-林業・木材製造業労働災害防止協会
http://www.rinsaibou.or.jp/cont02/02_frm_c.html?items17/0217_idx.html
・蜂刺され災害を防ごう
http://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/anzen/yonn.html
・環境省
https://www.env.go.jp/nature/choju/effort/effort12/injury-qe.pdf

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