皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
昨晩のニュースですが、トランプ大統領とパウエルFRB議長との仲たがいのニュースが報道され、為替、債券市場が大きく変動しました。
低金利政策を望んでいるトランプ大統領と今年に入ってからも2回ほど利上げをおこなっているFRBとの考え方が一致していない訳ですが、今後トランプ大統領の考えが忖度されるのかどうか。そのあたりが今後のカギとなってきそうです。
このニュース絡みでは、24日に予定されているパウエル議長の講演で利上げについての言及があるかどうか。そのあたりに注目です。
さて、現在の債券市場を見てみると、今年の2月以降、3%ラインにある見えない壁に頭を押さえられているのか3%手前の水準でキープされる時間が長くなっています。
米国10年債利回りと政策金利
※出典:FOMC等
昨晩のトランプ大統領の発言を受けて10年債利回りは、日本時間午前8時52分現在、2.82%まで下落しました。
政策金利と市中金利の差はよりタイトな状況になっています。
政策金利との差分を見ると下げ余地は限定的なように見えますが、上には3%の壁がありますのでどちらの均衡が破られるか。今後のマーケットに大きな影響を与えそうです。
まずは、23日3時に発表予定のFOMC議事録と24日に予定されているパウエル議長の講演の内容がどんな内容なのか。
それによって米国10年債利回りも動いてきそうですのでご注意を。
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