皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
サッカーファンの皆さまおはようございます。
昨日のコロンビア戦、見事な勝利おめでとうございます。
次は、セネガル戦ですね。
ランキング的には27位と日本よりも格上ですが、初戦の勢いそのままに勝って決勝トーナメントに進出して欲しいですね。
さて、セネガルがどんな国なのか。
セネガルって言われても、今一ピンと来ない方がほとんどだと思います。
今日は、セネガルがどんな国なのかについてご紹介します。
まず、場所についてです。
セネガル共和国はアフリカ大陸の西端に位置し、サハラ砂漠の南端に位置するため高温乾燥な地勢です。首都はダカールです。ラリーレイド大会で有名な、パリ-
ダカール・ラリーでその地名を覚えた人も多いのではないでしょうか。
ちなみにダカールをゴールとしたダカール・ラリーは2008年以降実施されていません。実施されなくなったのは、セネガルの北に位置するモーリタニアの治安悪化し、テロの危険が絶えないサハラ砂漠でのラリー開催は危険と判断されたからです。同様のラリーは2009年以降、南米で実施されています。
歴史的みると独立する前は、フランス領西アフリカの一部だったこともあり、公用語はフランス語です。宗教は、イスラム教徒が95%、キリスト教徒が5%です。
穏健な現実路線外交が基本でフランスをはじめとする多くの欧米諸国と友好な関係性を築いており、独立以降、政情不安やクーデターなどを経験していないアフリカの中では安定した国となっています。
2016年世界銀行のデータによると、GDPは147.7億米ドル、一人あたりGNIは950米ドル、経済成長率は6.6%、物価上昇率は0.8%、失業率は9.5%と低所得国ではあるものの、大きな混乱はないようです。
産業について
セネガルから輸出される品目は、魚介類が13%、金(ゴールド)が12.5%、石油製品が9.9%などです。それらの品々は、マリ、スイス、インド、コートジボワール、ギニアなどに輸出されています。スイスやインドが主要な貿易国ということは、金(ゴールド)の流通経路出来上がっている表れなのかもしれません。
セネガルと日本の貿易は、日本からセネガルへの輸出が約59億円、輸入が約8億円と比較的小額です。日本からの主な輸出品は人造繊維(化学繊維)が半数以上を占めています。主要な輸出品の中に繊維は含まれていないのでセネガルに輸出されて繊維は国内で消費されているようです。セネガルの人が着ている洋服に日本の科学繊維が使われていますので、セネガルの方々の洋服を見る機会がありましたら注意してみてみてください。
逆に日本がセネガルから輸入している一番の品は「タコ」です。輸入総額の44.3%がタコなんです。実は日本で食べられているタコのほとんどは西アフリカ産で、輸入元では1位がモロッコ、2位がモーリタニア、3位が中国、4位がベトナム、5位がセネガルとなっておりモロッコとモーリタニア産のタコだけで総輸入の75%にも達してしまうボリュームです。
モロッコ、モーリタニアの南に位置するセネガルもタコ産業が盛んで、就業者の6人に1人は水産業に従事しているそうです。
セネガルはこんな国です。
残念ながら成田からダカールへの直行便はありませんが、15万円ほど出せば往復航空券が購入できるようなので、興味がある方は調べてみてください。
今日はセネガルについてのお話でした。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。
参考文献:
・外務省ホームページ
・データブック オブ・ザ・ワールド 2018年版-二宮書店