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ウォーレン・バフェットも推奨するインデックス運用とは

2018.04.06

インデックス運用とは

インデックス運用とは、目安となる指数(インデックス)と同じような運用結果となるように運用する手法のことです。

投資信託を例にとれば、大きく分けて次の2つがあります。

1.アクティブファンド

アクティブファンドとは、日経平均株価やTOPIXのような株価指数などをベンチマークとして、これを上回る成果を目指しファンドマネージャーが市場分析をおこない、その結果をもとに銘柄を選定して運用します。こういった運用手法をアクティブ運用といいます。
なお、アクティブ運用をおこなう投資信託では、ファンドマネージャー等のコストがかかるため、信託報酬が高い傾向があります。

2.インデックスファンド

インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIXのような株価指数などのインデックスをベンチマークとして、インデックスに連動するように運用します。こういった運用手法をインデックス運用、パッシブ運用といいます。
なお、インデックス運用をおこなう投資信託では、個別銘柄の調査分析等のコストがかからないため、信託報酬が非常に低くなっています。

アクティブ運用とインデックス運用のどちらがいいのか?

結論としては、アクティブファンドでもいい結果があがっているものもあり、どちらがいいとはいえません。

しかし、面白い話があります。
約10年前の2007年12月に、バークシャー・ハサウェイのウォーレン・バフェットは、バフェット流のインデックス運用に対してアクティブファンドが勝てるかどうかという賭けをおこないました。期間は10年間。
その結果は、、、、、

 

バフェットの大勝でした。

 

ウォーレン・バフェットはこんなことを言っています。
「アクティブファンドは信託報酬が高すぎる」と。

また、米国の経済学者でその著書「ウォール街のランダムウォーカー」で知られるバートン・マルキール氏がインデックス投資を勧める理由の1つに、やはりアクティブ運用の信託報酬の高さをあげています。

 

インデックス投資の種類

日経平均を対象としたインデックス投資の方法は主に下の5つがあげられます。
1) 日経平均を構成する225銘柄全てに投資をする
2)日経平均連動型の投資信託に投資をする
一般的な投資信託
ETF(上場投資信託)
3) 先物(日経平均先物)で投資をする
4) くりっく株365
5) 店頭株価指数CFDの日経225に投資をする
などなど

おススメの運用方法は

ちなみに、おススメの運用方法というと、それぞれの投資家の方により異なります。

・NISAや積み立てNISAを始めたい
一般的な投資信託

・短期売買をおこないたい
株価指数先物(日経平均先物)
くりっく株365
(ETF)

・安いコストで配当や分配金を狙った長期投資をしたい
ETF
くりっく株365
(投信やETFに関してはエクスペンスレシオをチェックしよう!)

・いつでも売買できる
ETF
くりっく株365
株価指数先物(日経平均先物)

・長期投資をしたい
ETF
くりっく株365
一般的な投資信託

・レバレッジを効かせた運用がしたい
株価指数先物
くりっく株365
(※投信やETFにはレバレッジ型・インバース型などがあるが大きなレバレッジはかけられない)
(※店頭株価指数CFDは最大10倍)

・特定口座(源泉有り)で運用したい
投資信託
ETF

他にもいろいろなニーズがあると思いますが、月に1回しか運用内容が開示されない投資信託よりも日々公表されているETFの方が透明性は高いです。

ETF選びの注意点

ただし、ETFに関しては、取引所の取引時間中に売買ができるとはいえ、流動性にも注意が必要です。
純資産残高が少ないETFや取引量(出来高)が少ないETFは避けるようにしましょう。

 

くりっく株365はリスクを抑えた投資が重要

また、くりっく株365はレバレッジを効かせられるというメリットがありますが、リスクを抑えるために、レバレッジを考えて取引する必要があります。

なぜなら、人間は心理学的に「自分はできる」と思いがち(自己高揚バイアス)なため、取引量を増やしてしまう傾向が高く、損失回避の心理(損切りは遅く・利益確定が早い=プロスペクト理論)が働きやすいなどなど、合理的な行動をとらないことが多いからです。

 

どういった投資をおこなうにしろ、余裕を持った運用が大事だと思います。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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