皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
今週は3月21日から3月22日にかけてFOMC会合がおこなわれます。
今回の注目点は政策金利が引き上げられるかどうかです。
議長がパウエル氏に代わってからはじめてのFOMCですが、事前の予想では現在の1.25-1.50%から1.50-1.75%に引き上げられるだろうと予想されています。発表前後で相場が乱高下する可能性がありますのでご注意ください。
利上げの影響を直接うける米国10年債利回りは今年の1月1日時点で2.4%だったものが3月19日現在2.84%まで上昇しています。年始からすでに0.44%上昇してきました。
現在の利回りはすでに利上げを織り込んでいると考えるべきなのでしょうか?
どうなのでしょうね。
注目の政策金利発表は日本時間22日午前3時を予定しております。
それでは先週もマーケットを振り返ってみます。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートはくりっく365取引画面から
2月21日高値107.89円と3月2日安値105.23円の間での展開が約1ヶ月の間、続いています。
年始からの動きを振り返ってみると昨年の年末113円台での展開していた相場は年が変わるとズルズルとスライドし3月2日には105.23円まで円高が進みました。
直近の安値である105.23円が今後も維持されるかどうかが注目ポイントとなりそうです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートはくりっく365取引画面から
日経225の値動きと米ドル円相場の値動きがシンクロしやすい表れでしょうか。直近の安値となったのは3月2日20,737円でした。ここ1ヶ月は安値20,737円と高値22,605円に挟まれた相場となっています。FOMC会合以降も現在のレンジを維持できるでしょうか。
東京金 日足
※チャートは『FITS-取引画面』から
3月に入ってから4500円を割り込む日が多くなってきました。4500円ラインは金相場にとって節目になりやすい価格です。
たとえば、4500円を上回ったら割高感があり、4500円を下回ったら割安感があると2分化して相場分析してみると、4500円を割り込んだ今の局面はここ6ヶ月の流れを一転させる状況だとも言えそうです。
教科書どおりの展開になるのであれば、利上げは金相場にとって下げ要因です。
今週は、FOMC会合に注目です。
春分の日明け、3月21日から22日にかけて、急激な相場変動にご注意ください。
それでは今週もよろしくお願いします。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。