皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
NYダウが前日1175ドル安の24,345ドルで取引を終了しました。
わずか一日で1175ドル下げたのは史上初の出来事で、2008年9月に起きた776ドル安を大きく上回る下げとなっています。
昨日の東京市場は、NYダウの下落を嫌気した展開となり、前日比592円安の22,682円まで下落しました。
この流れは、どこで歯止めが掛かるのか。まったく想像ができません。
NYダウの値動きをチャートで見るとご覧の感じです。
NYダウ-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
たったの2日間で2ヶ月掛けて上昇してきたものが一気に巻き戻されてしまいました。
同じ期間の日経225はご覧の感じです。
日経225-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
NYダウの下落は今日の日経225にどの程度影響を与えるのか?
くりっく株365市場、大証の日経平均先物市場、CMEの日経平均先物市場は軒並み下げていますので原市場も下げる可能性が高そうです。
アメリカ、日本よりも状況が良くないのが欧州市場です。
イギリスのロンドン証券取引所に上場されている株式の中から時価総額が大きい100社を対象にしたFTSE100の値動きはご覧のとおりです。
FTSE100-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
NYダウ、日経225が下げ始めたのは先週末あった米雇用統計が引き金でしたが、FTSE100の下げはそれよりも早かったことが解ります。
ドイツの株価DAX(R)の値動きもご覧の感じです。
DAX(R)-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
唯一、上昇しているのが中国市場です。
上海はご覧のような値動きとなっています。
上海総合-日足
※チャートは『ポジション・トレーダーPRO』から
世界的株安の中、唯一中国だけはその影響を受けず上昇しました。今日も中国は独歩な動きを見せる可能性がありますが、仮に中国市場が上昇したとしても他市場からみてそれが材料と捉えられないのであれば、中国市場の動向によって世界的株安が止まる可能性は低くなります。
今週予定されている大きなイベントは、8日21時に予定されている英中央銀行政策金利発表ぐらいでしょうか。
株式市場の下落が実態経済に悪い影響を与えなければ良いのですが。。。
ということで、火曜日スタートです。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。