皆さん、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
今朝も寒いですね。
このフレーズが口癖になってしまいそうなほど、連日寒い朝が続いています。この寒さをもたらしている寒気は、今週末まで停滞するようなので、今週も連日寒い朝が続きそうです。
電車の中で、マスクをする人が増えてきたように感じます。インフルエンザが流行っているようなので、ご注意ください。
それではマーケットです。
先週末の金曜日、日本時間の22時30分、米雇用統計の発表がありました。事前予想では、失業率が4.1%、非農業部門雇用者数が前月比で18.0万人増と予想でしたが、結果は、予測を上回る結果となり前月比20.0万人増となりました。
米ドル円(くりっく365)-5分足
※チャートはくりっく365取引画面から
雇用統計で発表された非農業部門雇用者数が事前予想を上回る結果となったことを受け、米ドルが買われる結果となりました。発表直前109.80円台で推移していた米ドル円相場は、発表直後から急激に変動し、110.32円水準まで一気に上昇しました。
雇用統計の内容が良かったことは政策金利の引き上げを後押しするのではとの憶測が流れています。
日足でみるとつぎのような値動きです。
米ドル円(くりっく365)-日足
※チャートはくりっく365取引画面から
2017年1月から継続している114.38円水準に引いた上値ラインと108.23円水準に引いた下値ラインに挟まれたレンジ相場が続いているように見受けられます。雇用統計の結果を受けて50銭ほど急進しましたが、日足でみれば、その変動はレンジ内の小動きにすぎないようです。
このラインを越えるのはいつになるのでしょうか。。。?
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートはくりっく365取引画面から
くりっく株365の日経225市場では、雇用統計発表直前、23415円前後の水準で取引されていましたが、発表後はNYダウの動きに追従するかのように値下がりする展開となりました。チャートでみるとご覧のような展開となっており、現在の値位置は、1月にキープしていたレンジよりも一段安い値位置となっています。
雇用統計の発表内容が良かったことは、株価にも影響を及ぼしています。先週末のNY株式市場、NYダウの終値は、前日665ポイント安の25,520ドルで取引を終了しました。雇用統計で発表された内容が強気の内容だったことが利上げを後押しするのではないかとの警戒感から大きく売られる展開となっています。NYダウの下げ幅665ポイント安は、2008年12月以来、9年2ヶ月ぶりだそうです。
NY市場の下落は、東京市場にどのような影響を与えるのか。今日の東京時間に注目です。
東京金 12月限-5分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
ご存知のようにゴールドは、債券や株式のように保有していても金利が発生しません。金利が高くなるということは、ゴールドにとっては下げ材料になります。
今回発表された雇用統計の内容は強気なもので、その結果は、今後実施されるFOMCでの利上げ実施回数が3回から4回に増えるのではないかとの憶測がたっています。
米国10年債の利回りは発表直前の2.784から2.841まで急進したことが金価格下落の要因となっています。
先週末のNYダウの下落は、一時的なものなのか、それとも今後の下落の起点となるのか。後者の可能性も捨て切れませんので、ご注意ください。
まずは、今日の東京市場の反応に注目です。
ということで2月第2週スタートです。
今週も素敵な一週間になりますように。
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