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終末時計の残り時間が2分に・・・。 

2018.01.26

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皆様、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。

「終末時計」の残り時間が「2分」になってしまいました。

「終末時計」は、アメリカの科学詩「ベレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ(原子力科学者会報)」が発表している世界の終末までの残り時間を象徴的に表現したもので、核戦争など、人類が絶滅する時間を午前0時とした際に、あと何分あるのかを示しています。

第二次大戦終戦から2年後の1947年、原子力科学者会報に時計の絵が掲載されたのが、終末時計の始まりで、その時の残り時間はあと7分でした。

核兵器の歴史をみてみると1953年、アメリカとソ連が水爆実験に成功しました。第二次大戦終戦から8年しかたっていませんので、当時の雰囲気は、危機的状況だったのではと想像します。このときの時計の針は2分前でした。

その後、1963年にアメリカ、ソ連、イギリスで結ばれた「部分的核実験禁止条約」によって、地下を除く大気圏内、宇宙空間および水中での核実験が禁止されました。この年、残り時間は12分まで伸びました。

フランスと中国が核実験に成功し、第3次中東戦争、ベトナム戦争が勃発したのが1968年です。終末時計の時間は7分前に悪化してしまいました。

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その米ソの間で結ばれた第一次戦略兵器制限交渉で互いに核兵器の数を制限する軍縮制限条約がむすばれた1972年には残り時間が12分まで回復しましたが、現在に至るまでに1980年のイラン・イラク戦争、1990年の湾岸戦争、1991年のソ連崩壊など様々な出来事がおき、昨年2017年トランプ大統領が核絶滅に対して消極的な発言をしたことから残り時間が2分30秒まで悪化していました。

今回発表された2分前という数字は、ソ連とアメリカが水爆実験に成功した1953年に匹敵する残り時間ですので、原子力科学者会報のメンバーからみて、現在の状況はそれに匹敵するほど危機的な状況になっていると見ているようです。

現在核兵器を保有しているとされる国はアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、イスラエル、そして北朝鮮の9カ国です。

北朝鮮危機による核戦争への懸念やトランプ大統領の予測不可能性が第2次世界大戦以降最悪の状態まで時計の針を進めました。日本にいると平和ボケしているからか、あまり危機的な状況になっている実感がありませんが、世界に目を向けると事態は刻々と変化しているようです。

個人の力で何とかできるような問題ではありませんが、何とか現在の危機的状況が改善する方法はないのでしょうか。

難しい問題です。

話は変わりますが、今日は月末金曜日ですのでプレミアムフライデーです。今日こそは早く上がってプレミアムな時間をすごしたいですね。

今日もすてきな一日になりますように。

このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

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