皆様、おはようございます。ファイナンシャルプランナーのワイワイです。
2017年最終週の食品価格動向調査(野菜)による全国平均小売価格が農林水産省より
発表されました。
その数値は次のとおりです。
キャベツ 326円
レタス 1230円
トマト 874円
白菜 285円
大根 269円
レタスが1200円を上回り、キャベツが300円越えと葉物野菜が軒並み高くなっています。
白菜、大根はまだ例年並みの価格帯で推移していますが、水準としては例年の高値水準をつけています。
2017年一年間の野菜価格の変動をまとめたものが次のグラフです。
やはり値動きが激しいのがレタスです。
10月中旬300円台で販売されていたレタスは、グングンと上昇しわずか3ヶ月で4倍近くまで上昇しました。
冬場に首都圏で流通しているレタスの産地は、静岡、香川、茨城、兵庫あたりが主要産地ですが、10月から11月上旬の天候不良が出荷に影響を及ぼしているようです。
静岡産は12月から3月にかけてが出荷最盛期です。
この後の出荷数の回復に期待したいですね。
価格変動が激しいレタス。このレタスが投資対象になればいいのですが。。。
当社で取扱いがある農産物と言えば国際商品であるとうもろこしです。
東京商品取引所であるとうもろこしの値動きをグラフにしたものが次のものです。
東京とうもろこし-日足
取引所で取引されているとうもろこしは食用ではなく、家畜のエサになるものです。表示の価格は1トン当たりの価格で、2017年は20590円から23520円の間で取引されていました。上下の変動幅は約3000円ですので価格変動率では約15%と比較的安定した値動きをしていたと言えそうです。
1トンは1000キログラムですから現在の価格22,150円を1キロ当たりに直すと22.15円がとうもろこし1キロあたりの価格になります。
人間が食する大根1キロの値段は269円ですが、ブタさんやウシさんなどの家畜が食するとうもろこし価格が1キロあたり22.15円ですので、家畜用のエサは人間が食べる野菜の10分の1から数百分の1ぐらいの価格のものを食べている計算になります。
なお、このとうもろこしは日本の一般投資家が投資することが可能です。
主な産地はアメリカのコーンベルト地帯。2017年の価格変動が安定していましたが、レタスやキャベツ同様に天候によって価格は大きく左右されますので、干ばつやハリケーンなど産地に直接的なダメージがあると急騰するなんてこともあります。
ご興味がある方はとうもろこし価格にも注目してみてください。
本日はこの辺で。
今日も素敵な一日になりますように。
このコメントは編集者の個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。