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主要国の金利をおさらい

2017.12.12

皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。

今週は、FOMCの週です。

日本時間14日午前4時に政策金利が発表されます。事前予想では、0.25%の利上げが濃厚です。
米国の利上げは他の国にも大きな影響を与えます。

今日は、主要国の政策金利をおさらいしてみたいと思います。

FXでよくトレードされている主要国の金利は次のとおりです。

日本  ・・・ 0.10
米国  ・・・ 1.25
欧州   ・・・ 0.00
英国  ・・・ 0.50
スイス ・・・ -1.25
カナダ ・・・ 1.00
豪州  ・・・ 1.50
ニュージーランド ・・・ 1.75
南アフリカ ・・・ 6.75
トルコ ・・・ 8.00
メキシコ ・・・ 7.00

米国の金利が1.25%から1.50%に引き上げられた際に気になるのが他の通貨との金利です。

豪州の政策金利は1.50%ですので米国との金利差はなくなります。
現時点で1.50%よりも政策金利が低い国は、日本、欧州、英国、スイス、カナダなどです。G7の中で金利が最も高い国はアメリカなようです。

米国の金利が上昇した際に影響を受けやすいのが高金利通貨です。

取引所FXで多く取引されている「南アフリカ」「トルコ」「メキシコ」の金利はそれぞれ6.75%、8.00%、7.00%ですが、米国の金利が1.50%に引き上げられると金利の「差分」が少なくなってしまいますので、金利目的でトレードする人から見るとそこから期待できるスワップポイントは小さくなってしまいます。

米国の金利変動は、米国一国だけの問題ではなく世界各国に影響を与える問題なようです。

ということで今日は新興国通貨の価格変動を見てみたいと思います。

南アランド円(日足)

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※チャートはフジトミの取引画面から

2016年末以降は横ばいレンジ相場を形成しています。7.89円水準にある下値と9.00円水準にある上値に挟まれた値動きが今年のトレンドとなっています。

 
 


トルコリラ円(日足)

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※チャートはフジトミの取引画面から

2016年はズルズルと下降トレンドを形成していましたが、2017年に入ってからは下値29.00円水準と上値32.30円水準の横ばいレンジを形成しています。11月に入ってからはレンジの下値29.00円水準を割り込む展開となり、新たな下降トレンドを形成する可能性がでてきました。

 
 

メキシコペソ円(日足)

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※チャートはフジトミの取引画面から

メキシコペソの横ばいレンジ相場は上値が6.42円水準、下値が5.76円水準です。レンジ形成が始まったのは3月に入ってからと南アランド円、トルコリラ円と比較するとトレンドの期間は短くなっており、価格の安定性でみれば上記2つの銘柄に劣っているのかも知れません。

 
 

ということで米国の利上げは、高金利通貨からみれば下げ材料。

急激な価格変動にご注意ください。

さあ、火曜日。

今日も張り切っていきましょー。

Good Luck!

このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。

 

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