皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
本日は9月の最終金曜日でもあり月末最終営業日でもあります。
皆様半年間お疲れ様でした。
良いことがあった方も無かった方もとりあえず、今日で半期はおしまいです。
ラスト1日、ラストスパートでガンバリましょう。
今日は、1月から主要銘柄の変動について振り返ってみたいと思います。
比較する銘柄は日経225、NYダウ、米ドル円、東京金の4銘柄です。
日経225、NYダウ、米ドル円は東京金融取引所のくりっく365とくりっく株365のレート、東京金は東京商品取引所のレートです。
2017年の取引開始日である1月3日の終値を1とした場合の変動をグラフにしたものが次のグラフです。
グラフ1.年始からの価格変動
9月27日終値時点での各銘柄の値は次のとおりです。
日経225 1.055
NYダウ 1.125
米ドル円 0.957
東京金 1.063
難しいことは何も考えずに4銘柄を年始に購入していたら米ドル円はマイナスでしたがそれ以外の3銘柄については現時点でプラスだったことを意味しています。
特に好調なのがNYダウです。9月の中旬、連日の史上最高値更新が続いたこともあり、年初と比較した値は1.125と大幅の上昇となりました。
仮にレバレッジを掛けず、取引していたと仮定した場合、それぞれに100万円の投資し、1枚ずつ買い建玉していたと仮定すれば、日経225は105万5000円に、NYダウは112万5000円に、米ドル円は95万7000円に東京金は106万3000円になっていた計算になります。
2枚ずつポジションを作った場合の損益は次のとおりです。
日経225 +11万円
NYダウ +25万円
米ドル円 -8.6万円
東京金 +12.6万円
さらに5枚ずつポジションを作った場合の損益が次のとおりになります。
日経225 +27.5万円
NYダウ +62.5万円
米ドル円 -21.5万円
東京金 +31.5万円
当然の話ですが、枚数を増やしていけばそのボリュームは膨らみますので取引した際の損益も増減しますが、この時に注意しなければならないのが下落率(ドローダウン)です。
もう一度、先ほどのグラフを見てみます。
今度は今年に入ってからもっとも下降した位置に○(マル)をつけてみました。
グラフ2.年始からの価格変動
ご覧のように現在プラス圏で推移している銘柄でもタイミングによってはマイナス圏で推移していたことがあったことが解ります。
例えば日経225であれば4月14日に0.9439まで下降していましたので1枚あたり5万6100円のマイナスが発生していた計算になります。
上記同様の枚数で取引していたとすれば2枚であれば11万2200円のマイナス。5枚であれば28万0500円のマイナス。10枚取引していれば56万1000円のマイナスになっていたはずです。
このマイナスが年始を基準とした最大ドローダウンです。
このマイナスから2つのことを考える必要があります。
(1)ロスカットにならずに耐えられたかどうか。
(2)含み損が発生しても心理的に耐えられるかどうか。
証拠金取引はレバレッジが掛けれられる取引ですのでプラス方向に遷移した際、大きなプラスを生みだしますが、マイナス方向に遷移した際には大きな損失となってしまします。
年始に買って放置するとしても上記の2点をクリアできないと収益は得られていないはずです。
過去にどの程度の最大下落率(最大ドローダウン)があったのかを知ることは最大のリターンを狙う上で重要な要素だと考えられます。
2017年も残り3ヶ月この先どの程度のドローダウンがあるのかを考慮した上でポジションメイクした方がよさそうです。
以上、年始からの変動を振り返ってでした。
ということで上半期も今日で終了です。
ラスト一日頑張りましょう。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。