皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
本日6月2日は、第一金曜日ですので米雇用統計の発表がおこなわれます。
前回は21.1万人増と強い結果となりました。
今回の事前予想は18.0万人増となっています。
この雇用統計について、ふとした疑問が生じました。それは、アメリカの雇用統計の人数の増減は「前月比」であることです。
ここ数年の数値を見ると毎月20万人前後の人が非農業部門に雇用されています。特定の月が多かったり少なかったすることはありません。
日本の場合、多くの企業が4月1日に「入社式」をおこないますよね。
ということは、4月入社の人が多いはずですから、前月比で3月と比べる4月の数字は大きくプラスとなり、前月比で4月と比べる5月の数字は大きくマイナスとなるはずです。
厚生労働省発表した平成26年度「大学等卒業者の就職状況調査」によれば、平成27年3月卒で就職した人は大卒39.7万人、短大卒4.5万人、高専卒0.5万人、専修学校卒20.1万人の合計約64万人でした。
そのうち、ほとんどの人は4月入社であることを考えると日本で「雇用統計」発表をした場合、発表される数字には季節性が顕著にあらわることになります。
なぜそうならないのでしょう。。。
しらべてみるとアメリカには「入社式という文化が無い」ようです。原則として、不足してるポジションを補充するために募集をおこなうのが一般的で、基本的には通年採用となっているようです。
毎月第一月曜日に発表となる雇用統計ですが、その数字から日本とアメリカの文化慣習の違いに気がつかされました。
データ分析っておもしろいですね。
今晩の雇用統計発表は、日本時間21時30分です。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
昨日のブログ更新時点では、5月18日安値110.23円と5月11日高値以降の上値を結んだ下降トレンドラインで形成されたトライアングルの中での展開となっていました。その後の展開は買い方優勢な展開となり約3週間つづいた下降トレンドのブレイクに成功しました。現在の状況は5月18日安値安値110.23円と5月25日戻り高値112.13円との間での展開となっており、この2点をピークとした横ばいトレンドを形成するかどうかといったところでしょうか。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
昨日から6月を迎え、相場の「ムード」が変わったのか朝の立会開始早々価格は上昇ました。その上昇ムードはその後も継続しておりグングンと上昇してきています。このまま20000円越えを目指して動くでしょうか。
東京金 4月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
4523円。この価格が5月29日に付けた高値です。昨晩、上昇した金相場は前回高値である4523円まで上昇しました。前回高値と「同値」まで上昇したことで一服感が生まれるのかそれともここは通過点で、さらに上を目指すのか。どちらの可能性もありそうですが、どちらに動くとしても現在の価格帯はおもしろい価格帯かもしれません。
さあ、金曜日です。
1週間お疲れ様でした。
今週も良い締めくくりになりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。