皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
5月18日午前中までの相場は、トランプ大統領によるロシアへの機密情報漏えいやFBIの捜査妨害に関する疑惑を嫌気して円高・株安な展開になりました。
今更ですが、米ドル円レートとは、アメリカという国で使われているUSドルと日本という国で使われている日本円の交換レートを示したものです。USドルも日本円も国家で使われている通貨なので、その国を動かす大統領や政府の発言、行動によってそのレートが変動するのは当然となります。
また、株高・株安というのは、NYダウや日経平均株価といった株価指数を指すのが一般的ですが、これら株価指数もその国を代表する銘柄の集合体なので、国策などによってレートが変動しがちです。
ここ最近、レートが大きく変動する時は、どこかの国の大統領に関する何か、政府が行った何か、選挙や国民投票といったイベントなど、国家に関するなんらかの出来事が起因していることが多くなってきているように感じます。
今日の相場変動はトランプ大統領に関する嫌気によるものでしたが、相場が好転するためにはその嫌気が払拭されるか、それを打ち消す強いインパクトをもつ何かがない限り好転しないということになるのでしょうか。そう考えるとしばらくは円高・株安の流れがつづくのかもしれませんね?
それでは、マーケットを見ていきます。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
冒頭でお伝えしたとおり、円高が進んでいます。米国10年債利回りも2.235%まで下降しており5月10日のピーク2.41%から0.175%下降しています。米国債利回りを先行指標と捉えるのであれば、米ドル円レートの下降はまだつづくと考えるべきでしょうか。111円も割り込んでしまいましたので、節目である110円手前で下げ止まるかどうか。そのあたりが目先のポイントとなりそうです。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
昨日のブログ更新時点では、上値を20000円、下値を19750円水準とした上下250円幅での攻防戦をしていましたが、結果的には19750円水準の壁の方が薄く、ストンっと一気に下値支持線を割り込んでしまいました。それほど時間を掛けずに19750円以上の値位置まで戻ってくれば、これまでのトレンド継続となりますが、近々に戻ることはあるでしょうか。
東京金 4月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
円高・株安の展開になった時に力を発揮するのが金相場です。為替レートが円高になった訳なので、その分金価格が下落してもおかしくないはずですが、為替変動と時同じくしてドル建てで取引されているNYゴールドのレートは上昇しました。結果、国際商品である金(ゴールド)は、為替レートと相殺され、昨日まで付けていた高値4500円と新安値4477円のわずか23円幅の中での展開となりました。
米ドル円と日経225の値動きは相関性が高そうですが、東京金は両者との相関性が低そうな値動きとなっていますので、リスクマネジメントを考えたポートフォリオを組むのであれば「金(ゴールド)」を組み込む価値があるのではないでしょうか。
さあ、木曜日です。
今日もハッピーな一日になりますように。
Good Luck!
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。