皆様、おはようございます。パソコン教室担当のワイワイです。
大統領選の行方が解らなくなってきました。ワシントンポストとABCテレビが1日に発表した世論調査では、トランプ氏が1ポイントリードしているとの報道を受けて、先行き不透明感からリスクが高い金融商品からリスクが低い金融商品にお金が流れる、いわゆる「リスクオフ」な流れになりました。
選挙の結果で、どちらが大統領になるのか今のところ解りませんが、今回のようにどちらが大統領になるのか解らない状況になると各メディアの報道などによって、選挙権を持つアメリカ市民の心理状況も変わってくるので益々解らなくなってきました。
記憶に新しいのが6月23日にあった「イギリスのEU離脱是非を問う国民投票」です。最終的な選挙結果は51.89%が離脱、48.11%が残留でしたが、開票日当日も場面場面でどちらが有利なのか、発表されるたびに相場が乱高下しました。
米大統領選挙当日は「イギリスのEU離脱是非を問う国民投票」があったあの日のような乱高下が起きる可能性が高いのでご注意ください。
それではマーケットです。
米ドル円(くりっく365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
大統領選挙当日までは、こう着状態になるかと思ってましたが、そうはならず、10月20日から続いてていた上昇トレンドが破られてしまいました。
今回の下げ幅は、10月29日の日付変更時の下げ幅とほぼ同じなので上昇トレンドから下落トレンドに変化したのだとすれば、104.00あたりをつけている現在の水準が下げ止まりポイントとなりそうです。
仮にこの価格帯で下げ止まらず、そのまま急降下したとすれば、次の目標値は上昇の起点となった10月20日安値103.15円あたりとなりそうです。
続いて日経225です。
日経225(くりっく株365)-60分足
※チャートは『e-profitFX with株365』から
日経225はリスクオフからNYダウが下落したことを受けて下落しました。
10月21日安値を起点とする上昇トレンド、直近の高値と直近の安値で形成する横ばいトレンドの安値ライン。その2本のラインは破られ大きく値を崩す展開となりました。
上昇の起点となった10月21日22時安値17,111円水準で下げ止まるかどうかが目先のポイントとなりそうです。
9時から始まる東京証券取引所の値動きに注目です。
続いてゴールドです。
東京金 8月限-60分足
※チャートは『FITS-取引画面』から
NYゴールドはリスクオフの影響から買われ、前日比14.90ドル高の1288.00ドルで取引を終了しましたが、日本円建てで取引されている東京市場は、円高の煽りを受けて価格を切り下げる形となりました。
今のところ、上昇トレンドラインはキープしていますので、この好調な動きが続いてくれるでしょうか。このまま米大統領選挙までの間、リスクオフな市場心理が続き、実物資産への資金移動が続くのであれば、金価格は上昇しそうですが、昨晩のように為替レートと相殺されてしまう可能性もありますので、売買する際はタイミング良くエントリーしたいものです。
NY時間はリスクオフな展開となりましたが、東京時間に流れが変わるのか、その当たりが全体的なポイントとなりそうです。
明日は、11月3日文化の日ですので東京市場はお休みです。日付が変わった3日の朝3時にはFRB政策金利の発表もあります。
くりっく365、くりっく株365は取引できますが、東京商品取引所、東京証券取引所も休場となりますのでポジションをお持ちの方は、ご注意ください。
それでは、本日も素敵な一日になりますように。
Good luck!
なお、11月4日は都合によりブログの更新ができません。ご了承くださいm(-_-)m
このコメントはパソコン教室担当者ワイワイの個人的な見解であり、残念ながら内容を保証するものではありません。また、売買を推奨するものでもありません。ご了承ください。