日経平均株価は小幅に反発し、前日比56円12銭（0.34％）高の１万6729円04銭で取引を終了した。日経先物９月限は前日比60円高の16600円と反発し、出来高は3万6711枚だった。米利上げ観測の後退で前日の米国株式市場が大幅高となったことを好感し、朝方は買いが優勢の展開となったものの、円高・ドル安基調や金融セクターに大口売りが観測され、一時マイナスに転じる場面があった。日銀によるＥＴＦ買いの思惑から後場にプラス圏に浮上したものの、出来高は伴わず方向感を欠く展開となった。
　ＪＰＸ日経インデックス400は反発し、終値は前日比0.38ポイント高の１万1870.74で終えた。ＴＯＰＩＸは小幅に５日続落となり、0.11ポイント（0.01％）安の1322.99で取引を終了した。東証１部の売買代金は１兆6666億円、売買高は14億2370万株だった。東証１部の値上がり銘柄数は940、値下がりは862、変わらずは173銘柄だった。

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