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米利上げ観測でアジア株式市場軒並み安
- 2016/09/12
- アジアタイム
日経平均株価は反落し、前週末比292円84銭(1.73%)安の1万6672円92銭で取引を終了した。9日にローゼングレン・ボストン連銀総裁が講演で「利上げが遅れれば、資産価格などが急落しかねない」などと述べたことで9月のFOMCで米利上げ観測が高まり米株が急落、東京株式市場でも投資家のリスク回避姿勢が強まった。GLOBEX市場の時間外取引でS&P500種指数先物が、基準価格比10ポイント以上下落。本日の米国株の続落懸念が台頭し、アジア株式市場が軒並み安となった。また、韓国国防省が、北朝鮮は新たな核実験をいつでも実施する準備が整っているとの見方を示したことで改めて地政学的リスクが高まった。
JPX日経インデックス400は4日続落し、終値は前週末比185.24ポイント(1.54%)安の1万1870.36で取引を終了。TOPIXも4日続落となり、20.76ポイント(1.54%)安の1323.10で終えた。東証1部の売買代金は1兆7913億円で、売買高は16億1784万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1599、値上がりは282、変わらずは94銘柄だった。
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