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メジャーSQを控え17000円意識した展開か!?

  • 2016/09/08
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 米株式市場は高安マチマチの展開。S&P500種株価指数は前日比0.1%未満下げて2186.15で終え、NYダウは11.98ドル安の18526.14ドルで取引を終了した。ナスダック指数は、引け際に新型iPhoneを発表した アップルが小幅ながら上昇に転じたことが寄与され、連日の最高値更新となった。米国株式市場では、強弱まちまちな経済指標を受け、今後の金融政策の軌道をめぐり様々な見方が広がっている模様だ。
 NYMEXのWTI先物10月限は前日比67セント(1.49%)高い1バレル=45.50ドルで取引を終了。終値ベースで8月30日以来の高値となった。明日発表の在庫統計は3週連続の増加が予想されている中、ロシアとOPECの発言に注目が集まっている。
 前日のOSE225先物9月限ナイトセッションは、OSE日中比30円安の16960円で終え、売買高は2万1531枚。このうち限月間スプレッド取引が1万3116枚だった。CME225先物(円建て)の清算値はOSE比20円安の16970円、売買高は4万7810枚だった。
 海外市場は総体的に手掛かりに乏しい小動きで、前日のISM指数下振れを受けた9月利上げ観測後退の流れから、米債利回りは1.51%台へ低下する場面もあった。本日の日経平均は明日のメジャーSQを控え17000円の権利行使価格を意識した展開が見込まれる。1月SQ値(17420.01円)超えは厳しいものの、8月SQ値(16926.60円)を上回ればSQ値をサポートにした展開が今後期待されるところだ。

【買い材料】

・日銀のETF買入れによる需給押し上げ期待
・米国株式市場-ほぼ変わらず NASDAQ総合が最高値更新
・ナスダック上昇(5283.93、+8.02)
・欧州株式市場-独DAX、年初来高値を更新
・NY原油先物-小幅続伸、石油市場の安定化期待が支え(45.50、+0.67)
・フィンテック企業への投資急増
・任天堂ADR、19%超の上昇、Apple WatchにポケモンGO

【売り材料】

・米利上げ時期を巡る強弱感対立
・NYダウ小幅下落(18526.14、-11.98)
・NY為替-ドル安の反動鈍い、ドル円は101円後半、101円65-75銭
・CME225先物は大阪取引所比で下落(16970、-20)、16840で引け(12月限)
・日銀緩和に不透明感

【その他注目点】

・中曽日銀副総裁が講演 
・5年国債入札
・米債券市場-米債利回り、昨日来の低水準でほぼ横ばい
・NY金先物-小反落、前日の大幅高の調整で
・CRB指数-続伸 ガソリン、原油が上昇 銀、天然ガスが下落

・カナダ銀行(BOC)、政策金利を0.50%に据え置き
・メキシコ財務相辞任 トランプ氏訪問の批判を受け
・米アップル「iPhone7」を発表

・米地区連銀経済報告(ベージュブック)
「大半の地区で緩慢な成長」
「景気見通しは全般的に楽観的」
「製造業は多くの地区で小幅の増加傾向に」
「個人消費は大半の地区でほぼ変わらず」
「引き続き物価の上昇圧力は弱い」

08:50  GDP改定値(4-6月)  
08:50  国際収支(7月)  
08:50  対外対内証券売買(先週)    
08:50  貸出・預金動向(8月、日本銀行)    
11:00  オフィス空室状況(8月)    
13:30  中曽日銀副総裁が講演    
13:30  特定サービス産業動態統計(7月)    
13:30  企業倒産(8月)    
14:00  景気ウォッチャー調査(街角景気8月調査)    

10:30  豪・貿易収支(7月) 
20:30  ブ・金融政策委員会(COPOM)議事録公表    
20:45  欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表
     ドラギ総裁が記者会見  
21:30  米・新規失業保険申請件数(先週)   
22:45  米・消費者信頼感指数(先週)    
28:00  米・消費者信用残高(7月) 

《決算発表》

積水ハウス、アスカネット、ストリーム、コーセーアールイー、日本ビューホテル、鎌倉新書、シーシーエス、トップカルチャー、スバル興業、シーイーシーなど

場況はTwitterをご参考にしていただければ幸いです。https://twitter.com/fujitomi_8740

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