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日経平均午後伸び悩む 地政学的リスクから円安基調一服

  • 2016/09/05
  • フジトミ証券
  • アジアタイム

 日経平均株価は反発して、終値は前週末比111円95銭(0.66%)高の1万7037円63銭で取引を終了した。2日の米国株高と円安・ドル高の進行を好感。米雇用統計は非農業部門雇用者数の伸びが市場予想より悪く、米利上げ時期をめぐる見方が交錯したが、米国株式市場は堅調に推移した。ドル円も1ドル104円台まで上昇し、日本株にとっては良好な地合いとなった。一方でランチタイムに北朝鮮発射のミサイル 日本の排他的経済水域に落下と伝わると、レーバーデーを前に薄商いの中、地政学的リスクから円高が誘発される場面が観測された。円高ドル安基調から、日経平均は伸び悩みをみせた。黒田総裁は都内で講演し、金融政策で意識すべきなのは、限界ではなくコストとベネフィットの比較であるとの見解を示し、マイナス金利の深堀りは可能との見方を示したことでメガバンクなどを含む金融株への売りが強まった。
 JPX日経インデックス400は6日続伸し、終値は前週末比25.56ポイント(0.21%)高の1万2087.00となった。TOPIXは4日続伸し、3.09ポイント(0.23%)高の1343.85で取引を終了した。東証1部の売買代金は1兆7400億円、売買高は17億5010万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1098、値下がりは702、変わらずは173銘柄だった。

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