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ドル/円は雲の下限と75日線が抵抗!

  • 2016/09/02
  • 米蔵(ヨネゾウ)
  • アジアタイム

DLJPYDD0902

 

今晩の米8月雇用統計を控えて、ドル/円は小動きとなっている。上値では一目均衡表の雲の下限と75日移動平均線(紫線)が上値を抑えている。現在は52期間の中心値となる先行スパン2の103.235円近辺での動きとなっている。

 

ストキャスティクス・スロー(パラメータ:14、3、3、20、80)は、%K:88.37、%D:90.79と買われ過ぎ域からデットクロスし始めている。また、MACD(パラメータ:12、26、9)は、MACDとシグナルがゴールデンクロスしてMACDがゼロラインまで上昇してきた。ここで重要なのは、ストキャスティクスが下落基調となると、MACDがゼロラインが上値抵抗となるゼロラインリバーサルとなり、下落基調となりやすい。

 

今晩の米8月雇用統計次第になるが、ポジティブサプライズなら75日移動平均線を上抜け、雲の上限を上抜けするかが注目点となる。ただ、ストキャスティクスではかなり過熱感が出ているので、上昇後の反転下落には注意が必要となる。一方で、ネガティブサプライズなら、上値を切り下げ・下値を切り下げてきただけに、8月16日の安値99.51円を下回る可能性がある。

どちらにしても、30日から水星逆行となっており、ボラティリティの高いがトレンドの出にくい期間となっているので、行って来いの相場になる可能性もある。

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